2023年1月に生産終了が発表されたeKクロススペース。生産終了発表後は新車も中古車もお買い得になりやすいです。そこで今回はekクロススペースの各グレードの違いと買うべきおすすめグレードをご紹介します。
- 生産終了が発表されたeKクロススペース
- ekクロススペース生産終了の理由は?
- 生産終了発表後の今こそ買いどき
- ekクロススペースのグレード一覧とおすすめグレード
- ekクロススペースは新車と中古車の双方で検討を
生産終了が発表されたeKクロススペース
2023年1月18日に生産終了が発表された三菱eKクロススペース。発売は2020年3月で、eKスペースのフルモデルチェンジに合わせて投入されました。日産と共同開発されたモデルであり、ルークスの兄弟車です。
なお三菱はeKクロススペースの実質的な後継車として「デリカミニ」を発表しています。2023年5月発売で、1月13日より予約発注も受け付けています。
ekクロススペース生産終了の理由は?
eKクロススペースは、販売不振で生産終了になった訳ではありません。むしろSUVテイストを取り入れたデザインは人気で、三菱の売れ筋モデルの一つでした。しかし三菱が目指していた「SUV風スーパーハイトワゴン」としての立ち位置を確立できなかったため、後継車デリカミニの投入とeKクロススペースの生産終了が決まったのです。
Q. デリカミニとeKクロススペースの違いは?
後継車であるデリカミニは、eKクロススペースをベースにアウトドア要素を盛り込んだモデルです。現時点で分かっているデリカミニの特徴は以下の通りです。
- eKクロススペースより逞しい外観
- 4WDモデルで大径タイヤと専用のチューニングサスペンションを採用
生産終了発表後の今こそ買いどき
軽スーパーハイトワゴンの中で随一の操縦安定性を誇るeKクロススペース。電動スライドドアにハンズフリー機能を標準装備するなど、実は極めて使い勝手の良い一台です。
そんなeKクロススペースは、生産終了を発表した今こそ買いどき。新車なら今まで以上の値引きが期待できます。中古車も生産終了モデルの相場価格は下がりやすいので、状態の割に安く買えることもあるでしょう。
ただし新車は選択肢が限られる可能性も
新車の場合、ディーラーとしては在庫で残っている車両を早く売り切りたいので、値引き交渉をしやすいです。ただし在庫から選ぶとなると、希望のボディカラーや装備を選べない可能性があるので注意してください。三菱もHPで以下のように記載しています。
「eKクロス スペースは生産終了のため、ボディカラー、オプションなどがお客様のご希望に添えない場合がございます。
詳しくは営業スタッフへお問い合わせください。」
※出典:三菱自動車工業HP
ekクロススペースはカージャーナリストが選ぶ、2022年度の軽自動車おすすめ新車部門で2位になっています。スーパーハイト系の中でも高い操縦安定性と安全性が高く評価された車です。詳しくは以下のランキング記事も参考にしてみてください。
ekクロススペースのグレード一覧とおすすめグレード
eKクロススペースをこれから購入する上で、気にしたいのがグレードです。ここからはグレードの構成と各グレードの違い、おすすめグレードをご紹介します。
グレード構成
グレード | 新車時価格 | 燃費 (WLTCモード) |
特徴 |
---|---|---|---|
M | 165万5500円~ | 19.0~20.9㎞/L | ・装備は最低限 |
G | 177万1000円~ | 19.0~20.9㎞/L | ・助手席側に電動スライドドア搭載 ・オプション装備多め |
G Plus Edition | 182万6000円~ | 19.0~20.9㎞/L | ・両側電動スライドドア搭載 ・一部先進安全装備はオプションでの選択が可能 |
G Premium | 198万円~ | 19.0~20.9㎞/L | ・先進安全装備が充実 ・内装色等の変更が可能 |
T | 200万7500円~ | 17.5~19.2㎞/L | ・ターボエンジン搭載 |
T Premium | 206万8000円~ | 17.5~19.2㎞/L | ・ターボエンジン搭載 ・先進安全装備が充実 ・内装色等の変更が可能 |
eKクロススペースの基本的なグレード構成は「M」「G」「T」の3段階。細かく分け得ると「G」の中に3種類、「T」の中に2種類の仕様があります。さらに、各グレードに2WD/4WDモデルが設定されているので、選択肢は合計12種類です。
コスト重視のエントリーグレード「M」
エントリーグレードのMは、装備を最低限にとどめ、コストを抑えています。主要装備での上位グレードとの主な違いは以下の通りです。
- スライドドアは手動
- マニュアルエアコン
- エンジンスイッチなし
- ホイール素材はウレタン
- ホイールサイズは14インチ(他グレードは15インチ)
この他にも、助手席側のサンバイザーに鏡がなかったり、フロントガラス面がUVカット機能のみ(他グレードはIRカット機能付き)だったりと、細かな部分に違いがあります。
ただし基本的な予防安全装備は整っており、運転席と助手席のシートヒーターも標準装備。「タントカスタム」や「N-BOXカスタム」の車両価格が170万円以上であることを考えれば、価格と質のバランスは妥当でしょう。
選択肢の多い中間グレード「G」
Gの場合は多くのユーザーが求める機能を標準装備またはオプションで設定できるようになっています。同じGでも種類によって価格差が大きいので、装備の違いをチェックして吟味しましょう。
Gグレードの特徴
- 助手席側のみ電動スライドドア装備
- 運転席側の電動スライドドア、リアロールサンシェード、リアサーキュレーター、助手席シートバックテーブルなどの装備可(パッケージオプション、9万9000円)
- デジタルルームミラー、マルチアラウンドモニターの装備可(パッケージオプション、9万3500円)
G Plus Editonの特徴
- 両側電動スライドドア装備
- リアロールサンシェードやリアサーキュレーターなど標準装備
- ルームミラーは自動防眩ルームミラー(デジタルルームミラー選択不可)
- マルチアラウンドモニター標準装備
- 先進安全装備「マイパイロット」(高速道路での同一車線自動走行機能、ACC及びLKA)及び電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドの装備可(パッケージオプション、7万1500円)
G Premiumの特徴
- 両側電動スライドドア装備
- リアロールサンシェードやリアサーキュレーターなど標準装備
- デジタルルームミラー標準装備
- マルチアラウンドモニター標準装備
- 「マイパイロット」及び電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド標準装備
- 内装色やステアリングホイールの色、シート生地素材など変更可
ターボエンジン搭載の「T」
Tはターボエンジン搭載モデルで、パドルシフトも標準装備されています。実用性と走行性の高さの両方を求める人は、Tを選ぶと良いでしょう。 ただしTグレードはあくまでターボ機能が中心で、その他の装備が優れている訳ではありません。
Tの特徴
- 両側電動スライドドア装備
- リアロールサンシェードやリアサーキュレーターなど標準装備
- デジタルルームミラー標準装備
- マルチアラウンドモニター標準装備
※「マイパイロット」及び電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールは非装備(オプション設定も不可)
T Premiumの特徴
- 両側電動スライドドア装備
- リアロールサンシェードやリアサーキュレーターなど標準装備
- デジタルルームミラー標準装備
- マルチアラウンドモニター標準装備
- 「マイパイロット」標準装備及び電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド標準装備
- 内装色やステアリングホイールの色、シート生地素材など変更可
ekクロススペースのおすすめグレードは「G」
ここまでの特徴を踏まえて、お勧めするグレードは「G」です。特に「G Plus Edition」は両側に電動スライドドアを搭載しており、リアサーキュレーターなど後部座席の快適装備も標準装備しているのでおすすめです。マイパイロットや電動パーキングブレーキも、パッケージいオプションとして約7万円で装備できます。
選択肢があるなら「G Plus Edition」を、なければ「G」や「G Premium」を選ぶと良いでしょう。
ekクロススペースは新車と中古車の双方で検討を
ここまででご紹介したように、生産終了のタイミングはクルマの買いどきです。eKクロススペースは軽スーパーハイトワゴンの中でも実力派で、隠れた名車ともいえる存在。中古車でも割安な車両が多いので、ぜひ新車と中古車の双方で検討してみてください。
今なら未使用車購入のチャンスも
中古車で探す場合、車両登録済みでも運航に使用されていない「登録済み未使用車」を候補に入れることができます。登録済みなので中古車扱いとなり、新車よりも車両価格や諸費用を抑えやすいです。
現在、eKクロススペースの未使用車が多く出回っています。普段ならその数は少なく、ボディカラーや装備も選びにくいです。未使用車が豊富なのは、生産終了を発表した今だからこそ。「キレイなクルマを安く買いたい」という人は未使用車も検討してみましょう。