この記事の目次 CONTENTS
とっても簡単な取り付け方法
足回りやブレーキの性能がアップするだけでなく、車内が清しくなる?!
2週間後、清々しい車内空間を体感!

ライター紹介

自動車ライター&エディター

近藤 暁史 氏

某自動車雑誌の編集者から独立。その前はファッションエディター(笑)。とにかくなんでも小さいものが好きで、元鉄チャンで、今ではナローゲージを大人買い中。メインのクルマは19歳の時に買ったFIAT500。エンジンのOHからすべて自分でやり、今やもうやるところがない状態でかわいがっております。表向きは自動車ライターながら、業界唯一の省燃費グッズの評論家というのがもうひとつの顔。

このコーナーでは3回目の登場となるブランド、リッツ。メインの「スーパーヒューズ」は私のオカルト人生のなかでもトップランクに入るものなのだが、これはそのシリーズのひとつ。
今回紹介する「ピュアポイント」はヒューズとはまったく違い、むしろ「ファイブスター」という円盤貼りモノ系に近いタイプだ。

とっても簡単な取り付け方法

ただファイブスターは取り付ける方向を見極めるのが面倒だったのだが、今回のピュアポイントは手間はまったくなし。ドアポケットに挟むようにして取り付けて、あとは真ん中のダイヤルをグリグリと回して矢印をエンジンのほうに向けるだけ。

ドアポケットに挟むだけ

ドアポケットはどのクルマにも付いているハズ。そこに挟むようにして付けるだけ。あっという間に完了だ。ただかなり大きいのでシートに当たることがあるかもしれない。
取り付ける際、水平ではなく少し下に向けるのがコツらしい。

足回りやブレーキの性能がアップするだけでなく、車内が清しくなる?!

さて、どのような効果があるだろうか。
エンジンの調子がよくなる(注意書きにアクセルワークが変わるから注意とあり)のは当然として、足回りやブレーキの性能がアップ。はたまたエンジンやタイヤからの騒音が減るという。これもよくあるオカルト系だが、なんと車内が清々しくなるというからオカルトの真骨頂である。具体的には閉塞感がなくなったり、会話がしやすくなるという。

これが気になるダイヤル。矢印をエンジンの下のほうに向ける必要がある。手で回してみると、クルクルと回る。リヤエンジンなど後ろにある場合はもちろん矢印も後ろ向きにする。

2週間後、清々しい車内空間を体感!

実績のあるシリーズではあるが、本当にそこまでの効果があるのか疑っていたが、取り付けてから2週間が経過した現在を体感を報告しよう。

車内のヘンな臭いはそのままだけど、なんとなく気持ちが良くなった気がする。まぁ、気のせいだ、と言われればそれまでなのだけど、クルマ酔いをしやすい人の方が実感しやすいのかもしれない。

それよりもエンジンからの騒音が変化したほうがわかりやすい。詳しくいえば静かという単純なモノではなくて、騒音の角が取れた感じと言ったらいいだろうか。調子自体もよくなった気がするし、とりあえず付けて損はない商品といえるだろう。