危険運転に関するニュースで注目が集まっているドライブレコーダー。「やっぱり付けた方がいいかも」と検討を始めた人もいるのではないでしょうか。そんな人のために、ドライブレコーダーの選び方をご案内します。
- この記事の目次 CONTENTS
- ドライブレコーダーは必要?
- ドライブレコーダーの相場はいくらくらい?
- ドライブレコーダー選びのポイントは?
- ドライブレコーダーを設置できないクルマもあるの?
- 事故予防という観点では安全装備も大事
ドライブレコーダーは必要?
そもそも、ドライブレコーダーは何の役に立つのでしょうか。
一番のメリットは、事故が起こった時の証拠として提出することができるということです。自分が交通ルールを守って走行していたことが証明できますし、相手が危険運転をしていたことや悪意を持った運転をしていたことを証明することもできます。信号の色や大まかな運転速度も分かるため、ドライブレコーダーの証拠で過失割合が変わったケースもあります。
また当て逃げや車上荒しなどにあった場合、ドライブレコーダーの記録が犯人を見つけ、賠償してもらうための手掛かりになる場合もあります。ドライブレコーダーがあれば、相手のクルマの種類やナンバー、車上荒しの顔などを記録することができるからです。
副次的な効果や変わった使い方も
副次的な効果としては、自分の運転がより安全志向になるというのもあるようです。自分の運転が記録されており、事故の時にはこれが証拠になる。その意思があると、交通ルールやマナーを自然と守るようになります。
最近ではその他に、ドライブレコーダーを車内に向けておいて、思い出としてドライブの様子を記録するという人もいるようです。
ドライブレコーダーの相場はいくらくらい?
最近はかなり認知度もあがり、それに伴い種類も増えてきたドライブレコーダー。価格の幅も広く、安いものは数千円から、高いものは20万円を超えるものも見かけます。値段が上がるほど画質が上がったり、常時録画ができたり、また様々な機能が付いていたりします。
売れ筋のドライブレコーダーは数万円程度
しかしどこまでが必要なのか迷う人もいるでしょう。売れ筋のドライブレコーダーは数万円程度のもので、種類も豊富です。取り付け費は1万円程度のところが多いですが、自分で取り付けられるものも多いので、節約したい方は取り付けの簡単さに注目しても良いでしょう。
ドライブレコーダー選びのポイントは?
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いざドライブレコーダーを買おうと思った時に気になるのが、選び方のポイント。せっかく買うのだから、良いものを買いたいもの。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、外してはいけないポイントをご紹介します。
- 解像度は「1920×1080(フルHD)」以上
- 画角が110°程度はあること
- 後方も撮影できるタイプであること
- 駐車監視機能付きであること
- 夜間の撮影に対応していること
解像度は「1920×1080(フルHD)」、画素数は20万画素以上を目安にしましょう。少し前のドライブレコーダー、安いドライブレコーダーだと、少し画質が悪いことがありますが、そうするとナンバーなどの細かい文字まで分からないことがあります。しかし何かあった時の証拠という側面を考えると、それでは心許ないですよね。前や斜めを走るクルマのナンバーがはっきりと映せるように、解像度や画素数はチェックしてください。
また画角が広いのも重要です。危険運転に関する話を聞くと、急に幅寄せされたといった話しも耳にします。クルマの横についてもある程度撮影できるものが良いでしょう。同じ理由で、後方も撮れるものをオススメします。煽られたり、追突されたりした時の証拠になります。
当て逃げや車上荒らし対策も期待するなら
駐車監視機能には「常時記録するタイプ」「動体を検知して記録するタイプ」「衝撃を感知して記録するタイプ」の3種類があります。どのタイプを選んでも、当て逃げを検知して記録ができるため問題ないでしょう。当て逃げだけでなく車上荒らしにも備えたいという場合には、「常時記録するタイプ」を選んでおくのが一番安心です。しかし前述した後方を撮影できる機能の方が優先度が高いので、常時記録にするかどうかは、予算と相談して決めると良いでしょう。
最後に夜間撮影モード。暗くてよく見えないのでは元も子もありません。明るい道を走ることが殆どという場合にはあまり気にしなくても良いですが、夜間の走行が多い、暗い道を走る機会が多いという人は夜間の映像が鮮明か確認しておくと安心でしょう。
ドライブレコーダーを設置できないクルマもあるの?
自動ブレーキを搭載のクルマによっては、そのレーダーやセンサーに悪影響を及ぼさないよう、設置を禁止しているクルマもあります。またドライブレコーダーが設置できない場所を決めているクルマもあるので、注意が必要です。
自分のクルマに設置可能かどうか分からない場合は、ディーラーなどに電話して確認してみてください。またカー用品店でもある程度は把握しているはずなので、ドライブレコーダーを見に行くついでに聞いてみるのも良いでしょう。
事故予防という観点では安全装備も大事
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ここまで見てきたように、ドライブレコーダーはあくまで「何か起きた時」に証拠として使うものです。そのため、ニュースになっているような危険運転による事故を防ぐ効果はあまりありません。
事故を未然に防ぐという観点では、安全装備にも注目して見ましょう。例えば衝突回避機能が付いているクルマなら、前のクルマが急ブレーキを踏んできても、追突を避けられる可能性がかなり高くなります。悪意のある運転に対抗できる範囲は限られていますが、それでも、ないよりは安心です。
クルマを乗り換えたいけど、どこのメーカーの安全装備の性能が一番なのか分からない。どんな機能が付いていれば安心なのか分からない。そんな人にはガリバーのお店でも分かりやすくご案内していますので、お気軽にご相談ください。