ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

意外と知られていない 省燃費運転のコツ7

ガソリン乗用車の平均燃費ってどれくらいかご存知ですか?
11年度の実績では18.7km/L(10・15モード燃費)で、急速に向上していてこのまま進むと2016年度、今から約3年後には22km/L位に届きそうです。

でもこの数値、あのカタログ数値、現実と離れすぎてはいませんか?
実燃費の乖離はおよそ3割。つまり7掛けです。

7掛けになってしまう理由は様々ですが、大きく2つに分かれます。
★ 外部環境 ①気温 ②路面状況
★ クルマの使い方 ③走行距離 ④運転方法
これまで④のところをお話してきましたが、実は結構、気温の影響って大きいのですよ。

15−20度位の気温の時はエアコンの出番が少なく、カタログとの乖離は少ないのですが、冬は暖房を使い、クルマの機械が暖まるまで時間もかかります。春や秋に比べておよそ5−7%もその効率が違います。

強いて、寒さにクルマや運転で立ち向かうなら・・・
シートヒーター付きのクルマを購入されるか、運転しやすくも暖かい服装をする。

でもでも、寒いのは我慢出来ませんし、窓は曇ってしまいます。ココは無理せずに暖房を効かせましょう。日本は四季のある素晴らしい国です、やがて暖かな春が巡って来ますよ。

<こたつって素敵ですね。むーさん>