人生の中で大きな買い物といえば、クルマと住宅だろう。中古車市場が人気を集めているのと同じく、中古住宅＆マンション市場も伸びを見せている。
それだけに中古住宅を専門に扱う業者もあり、ホームアドバイザーが展開する中古住宅/物件の専門webサイト『O-uccino』もそのひとつだ。ホームアドバイザーは、新築物件を専門に扱うwebサイト『HOME PLAZA』も展開しているが、中古住宅の伸びは堅調だという。
具体的には2009年の首都圏の中古マンション制約数は3万1183件と、過去最高を記録。別の調査では初めて中古マンションが新築マンションを上回ったという結果も出ている。
またマンションだけでなく、一戸建ての物件も好調で、こちらも2009年に3年ぶりの前年比越えをマークするなど、中古住宅市場には追い風が吹いている。今年もその傾向は続くようで、中古車と同様に中古住宅市場においても、ムリや無駄のないスマートさが消費者の注目を集めているのだ。
ただ、成約価格に関していえば前年を下回っており消費者の財布のひもは、まだまだ硬いようではある。地域でいうと都市部においては新築マンションの供給減が目立ったこともあり、より中古住宅へのニーズが高まったという。こうした中古住宅市場の活性化は、リノベーション住宅やリフォーム市場にも影響を及ぼしている。
中古車がリユースだからエコ。そして、経済的メリットもあるように、中古住宅の最大のメリットも価格面といえるが、魅力はそれだけではない。新築住宅とは違い、現物を見てから購入できるので、自分にあった間取りや造りになっているかが、実際に確認できる。また気に入らない部分はリフォームなどによって、自分にあった仕様に変更することができるのも中古物件ならではの魅力だ。もちろん好きなエリアから選べるのはいうまでもないだろう。
O-uccinoは、中古住宅専門のwebサイトということで、直接物件を取り扱う訳ではない。そこで情報の質や量に関して、独自の工夫を凝らして消費者の利便性向上や不安感の低減を行なっている。サイト上で中古住宅の情報を得る最大の方法は、その物件の画像といえる。画像の多い物件ほど、サイト内で目立つように表示し、ユーザーが選びやすいよう配慮されている。
また「売り主の声」という独自のコンテンツも設け、物件の特徴をより詳しく、リアルに知ることができるような工夫もO-uccinoならではの強みだ。さらに実際に住宅を購入した消費者の体験談を語るセミナーを行なうなど、購入者の立場に立った企画を実施し、中古住宅の購入にありがちな不安感を払拭しているのも特徴といえる。このように安心してムリや無駄、そして見栄のないスマートライフを送れるのが中古住宅ならではの魅力だ。
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