往年のラテンテイストたっぷりのプジョー 407SWに乗る
プロフィール見てもわかるように、ワタクシとってもラテン車好き。というか、競技用にスターレット持っていた以外、私の体を通り過ぎていったのは、すべてラテンだったわ……。なかでもさ、イタリア車が好きというか、そもそも今も持っているフィアット 500なんか、19歳のときに買ったもんだし。そのあともアウトビアンキ A112乗ったりしたもんだが、最近のラテン車、とくにコンパクトカーはどうしたんだ？
そもそもEU統合あたりから怪しくなってきたというか、造りが質実化してきたような気がするのだ。「よく上司がハンコ押したな」みたいな変なデザインはナリをひそめ、乗り心地も硬い。確かにヨーロッパ全土で売らなくちゃいけないから、安全性を重視したりして平均化してしまうのは仕方がないけど、手堅いのはドイツ車にでも任せておけばよろし。
ちなみに新型フィアット 500があるじゃないか、と言うかもしれないが、長年フィアットをウォッチしてきたワタクシとして、個人的には色物っぽいので別格なのだ。というわけで、最近目を向けているのが、上級車種。このあたりだと、車格に余裕があるから、今でも往年のラテン車テイストがまだたっぷりと残っているわけで、なかでも気になっているのはフランス車。
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ラテンらしさ満載のおしゃれなステーションワゴン
ルノーならメガーヌ。そして真骨頂としてにらんでいるのはプジョーの407SW。世界的にデザインコンシャスになっている今はカロッツェリア色が出しにくい時代ながら、ピニンファリーナテイスト全開。そして車内はこれまたキザな感じで、色気たっぷり。そして走りもとくにV6エンジンはフワァーっと吹ける感じは快感モノ。もちろん造りは鉄壁でなくて、どこか抜けた感じがするのは、これぞラテンって感じがたっぷり。というわけで、改めて乗ってみたけど、これがいい。身をゆだねる感は貴重で、掛け値なしでいつもの風景が違って見える。ドイツ車とかには真似できないこの感じ、やっぱりラテン車はいいです。
ただ、ワタクシがふさわしいキャラかどうか別。ラテン流のキザなんてもんではなく、ベタベタの日本人。「小さいクルマが似合うよね？」とことある毎に言われているだけに、買って乗るのは無理だな……。
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代表グレード
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プジョー 407SW 3.0
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ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）
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4775×1840×1510mm
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車両重量［kg］
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1720kg
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総排気量［cc］
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2946cc
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最高出力［ps(kw)/rpm］
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210ps(155kw)/6000rpm
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最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］
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29.5kg-m(290N・m)/3750rpm
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ミッション
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6速AT
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10・15モード燃焼［km/l］
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8.0km/l
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定員［人］
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5人
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税込価格［万円］
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486.0万円
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発売日
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2005/6/11
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レポート
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近藤暁史
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写真
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森山良雄
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