市販モデルからコンセプトカーまで全14台を出展!
日産は4月20日から(一般公開は4月22日から)開催される上海モーターショーに、4月にマイナーチェンジした「シルフィ(中国名:軒逸)」や電気自動車のコンセプトカー「ニューヴ」、「GT-R」、そして小型商用車「NV200」など合計14台を出展を出展する。
「シルフィ」はよりスポーティな外観デザインやシックなブラック内装などを追加した他、サイドエアバッグやアクティブヘッドレストなどの安全装備も充実させている。さらに、燃費を重視するユーザー向けに1.6リッターの5速MTモデルを追加するなど、商品力を強化してきた。
また環境への取り組みとして電気自動車のコンセプトカーである「ニューヴ」の出展も見逃せない。全長3mのコンパクトなボディながらルーフには太陽電池を組み込み、インテリアにも天然素材やリサイクル素材を多用することで、トータルでの環境性能に優れたクルマとなっている。もちろん快適性や運転のしやすさなどの実用性も備えているのはいうまでもないだろう。
本格派スポーツから商用車まで豊富なラインアップに注目
さらに本格派スポーツモデルのGT-Rが中国でも発売されるというから驚きだ。こちらは実車だけではなく、カットボディも展示し、GT-Rならではの4WDシステムへの理解を深める工夫もなされている。
そして日本でも発売予定の新型商用車「NV200」も2010年に中国で生産、販売が開始されるという。他にも「ティアナ」、「ティーダ」、なども展示される。また日本国内には未導入のインフィニティブランドのブースも出展されており、こちらは「FX50」、「G37クーペ」、「M35」、「EX35」を展示し、成長著しい中国市場での存在感をアピールしていた。