日産 キャラバン スーパーGX エクステリア フロント 画像

「スーパーGX」を新たに標準グレードとして設定

 日産は、商用バン「キャラバン」の仕様を向上し、1月28日より全国一斉に発売する。
 今回、仕様向上に合わせグレード体系の見直しも行い、これまで特別仕様車として設定されていた「スーパーGX」を新たに標準グレードとしたのが大きなニュースである。
 キャラバン スーパーGXは、乗用ワゴン的用途にも耐えうる左右分割スライド・フルリクライニング機能付き後席を装備し、シート地を合皮素材の「カブロン」とするなど、商用バンを貨客両用に利用する個人ユーザーのニーズに対応するグレードだ。最大のライバルである「トヨタ ハイエース」に設定される上級グレード「スーパーGL」が個人ユーザーを中心に絶大な支持を集めており、キャラバン スーパーGXはこれに対抗する新グレードとなる。

 このほか、各グレードで一部改良が行われており、エクステリアでは、「DX」にカラードバンパーとフルホイールカバーを標準装備、バン「GX」とコーチ「GX」にカラードフィニッシャーを標準装備、バン「GX」に助手席SRSエアバッグシステムを標準装備としたほか、バン全車にハイマウントストップランプを追加し仕様向上を図っている。さらに、「GX」「スーパーGX」のボディカラーには専用色を追加した。
 また、特装車として「大人5人+幼児18人乗り幼児通園専用車」や、オートバイ輸送に適した「トランスポーターベース車」を追加するなど、ユーザーニーズに応える新たな設定も加えられた。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、「スーパーGX」が310.275万円。

 

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