納車後そのまま「iQ」に乗り込み…
2008年12月18日木曜日、日本自動車ジャーナリスト協会の年末懇親会の当日、ボクのiQが納車になった。そのまま乗り込んで会場に向かった。
走行距離はODOメーターで10km。燃料計は半分(6個のセグメントのうち3個が点灯状態)だった。そのまま近所のサービスステーションに向かって給油。11km。入った燃料は20Lだった。タンクは32L入りだから、ディーラーで入れてくれたのは10Lか。iQの値引きは0円だったから、このガソリン代だけがおまけだ。それはともかく、燃料計は半分に見えるときには約1/3ということだ。
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「iQ」装備を評価!
11月20日の発売開始日より前にトヨタネッツ店に申し込みをしていたので11月中に納車かと思っていたら、オーダーしていたパールホワイトの生産にトラブルがあって遅れたという。しかもメーカーの予想に反してパールホワイトのオーダーが50%もあったそうで、それも遅れの要素になったようだ。
100Gのレザーパッケージ、車両本体価格160万円のモデルだ。なぜレザーパッケージにしたのかというと、レザーでないシートは腰が落ち着かないからだ。レザーといってもシートクッションの周囲がレザーになっているだけなのだが、そこの部分がしっかりしていてコーナーでも不安定になりにくい。
オプションで選んだものもいくつかある。ドアロックと連動してドアミラーが畳めるシステム、キセノンヘッドライト、純正ナビ、ETCである。
納車のときにわかったことは、イチバン安い純正ナビの場合にはステアリングスイッチが使えないということだ。イチバン安いといっても15万円+消費税もするのだが、20万円以上のタイプでないとステアリングスイッチが使えないのはショックだ。だったらiQ純正にしないで欲しい。ボクのiQのステアリングスイッチは単なる飾りになってしまった。
ドアロックがドアミラーの畳み込みと連動するのは、遠くからでもドアロックしたかどうか確認しやすいので、注文して良かった。
ボクは24時間365日ヘッドライトを点灯するデイタイムランニングライト(DRL)で走行しているが、都合の良いシステムになっていた。ウインカーの先端を回すライトスイッチをヘッドライトONのままでも、エンジンを止めてドアを開けると自動的にOFFになり、エンジンを掛けると自動的にONになってくれる。世界的にはDRLになってきつつあるから、この装備は当然だが便利で嬉しかった。
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ビニールカバーは無駄なコストだ!
我が家のすぐ近所のネッツ店からいまから納車に行きます、という電話をもらってマンションのエントランスで待ち合わせた。ボクがエントランスに着いたときにはセールスマン氏はクルマから降り、ボクのiQはエンジンが掛かったまま止まっていた。iQを売っているのにエコドライブの原点をトヨタは教えていないのか。セールスマン氏はボクに会うのは2回目(申し込みのときが1回目)で怒られてしまった。
シートは4座ともビニールカバーが掛けられていた。国産車はいまでも40年前と同じことをやっていることを発見した思いだ。このビニールカバーは無駄なコストだと思うのだが。すぐに取ってセールスマン氏に持って帰ってもらった。
- ページ1: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.1】らしくないと言われても達人 こもだがiQを購入!! なぜiQなのか? ふかーい事情、教えます・・・。
- ページ2: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.2】自腹「iQ」ついに納車でまずは装備チェック!標準からオプションまで…オーダーしたから分かったココが○!×!
- ページ3: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.3】トヨタ iQの燃費の良さは想像以上だ!でも・・・ 達人こもだ、自腹「iQ」実燃費をレポート
- ページ4: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.4】燃費のいいトヨタ「iQ」だがしかし! "瞬間燃費計"の表示にもの申す!
- ページ5: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.5】低回転でエンジンの振動が……3気筒エンジンのiQだから気になるポイント
- ページ6: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.6】iQを使ってわかった! シートベルトが引っかかりやすく乗り降りに気を遣う
- ページ7: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.7】梅雨入り前にはうれしいポイント! 地味に手間とコストがかかっているiQのワイパー
- ページ8: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.8】イマイチ信頼できないiQの燃費計
- ページ9: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.9】あまりに「カッチカチ!」なiQのアシで、ドライブレコーダーも思わず誤作動!?
- ページ10: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.10】アストンマーチン版iQ『シグネット』はプレミアムコンパクトの理想形か
- ページ11: 【トヨタ iQ長期レポート Vol.11】燃費に誤差!? iQに1年間乗ってみて気付かされたとんでもない事実
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代表グレード
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「iQ」100G(FF)
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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2985x1680x1500mm
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車両重量[kg]
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890kg
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総排気量[cc]
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996cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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68ps(50kw)/6000rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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9.2kg-m(90N・m)/4800rpm
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ミッション
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Super CVT-i(自動無段変速機)
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10・15モード燃焼[km/l]
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23.0km/l
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定員[人]
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4人
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税込価格[万円]
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150万円
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発売日
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2008年11月20日
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