サンバイザーに取り付ける芳香剤「エアバイザー」
置き場所に困る従来の芳香剤

 香りというものは、人間の五感に訴えかけ、記憶の中に深く刻まれるものです。例えば昔乗っていたクルマに入れていた芳香剤の香りを嗅ぐと不思議とその頃の情景が鮮明に思い出されてくるから不思議です。クルマの香り=芳香剤。今回はそんな芳香剤のオススメアイテムをご紹介します。
 クルマの芳香剤といいますと、一般的にビンや缶タイプのものが主流ですが、コレが意外と置き場所に苦労するものです。上の写真にもありますが、私の場合、シフトレバーの隙間に無理矢理置き場所を確保しているような状態で、見た目にもよろしくありません。
 それなら、エアコンのルーバーに挟む込むタイプでは?確かに最も場所を取らないタイプなのですが、一部輸入車などルーバーの形状が特殊な車種には取り付けが不可能。
 そこで今回紹介するのが、サンバイザーに取り付ける新発想の芳香剤「エアバイザー」です。考えてみればサンバイザーなら軽トラから、ロールスロイスファントムまで、自動車と名が付くものなら何でも装備されている機能。この「エアバイザー」ならどんなクルマにも問題なくセットできます。

香りのカートリッジを本体に差し込めばセットアップ完了

香りのカートリッジからアルミシールを剥がす
香りのカートリッジを本体に差し込む

↑香りのエッセンスが充填された専用カートリッジのアルミシールを剥がし、注意書きに従い本体正面側に差し込めばセットアップ終了!香りの効果が落ちてきたら、本体はサンバイザーに装着したまま、カートリッジだけを買い換えるだけなので経済的!缶やビンなど無駄なゴミも出ないのでエコにも貢献。

あとはサンバイザーに挟むだけ!

サンバイザーに挟むだけ!

 ↑クリップ部分はアジャスター機能を持つ樹脂を採用しているため、軽自動車の薄いものから、高級車が採用する照明付きミラー内蔵式の大型サイバイザーまで幅広く取り付けることが可能です。

場所も取らずに車内にマッチ!イイ香りが降りそそぐ

エアバイザー取り付け例
エアバイザー取り付け例
エアバイザー商品一覧

 何台かのクルマに装着してみましたが、その存在を忘れてしまうほど車内空間にマッチしています。それもそのはず、この「エアバイザー」はメイド・イン・イタリ〜!デザインも、国産の野暮ったい(失礼!)芳香剤とは違い実にスタイリッシュです。

 「エアバイザー」は、既存の車用芳香消臭剤の不満を多くのユーザーから調査し、開発されました。特に多かった意見は「消臭効果が持続しない」、「使用期間が短い」、「置く場所に困る」などです。そこで、香料の空気中への拡散量を調整し、最後の一滴まで効果が持続する特殊フィルムを採用。これにより、厚さは1.3センチと薄く、サンバイザーへの取り付けを実現しました。従来の芳香剤では置き場所に困ったという方には、特に朗報のアイテムといえますね。

 さて気になる効果ですが、コンパクトサイズながら芳香、消臭作用はパワフル!テスト車の一台はペット臭がなかなか取れないのが悩みでしたが、装着2日目でほとんど臭気を感じなくなりました。これは、タバコやエアコンの嫌なニオイにも効果が期待できます。
 香りは3アイテム。グレープフルーツのみずみずしさを特徴とした「ウォータースカッシュ」、シトラスの爽快さを表現した「シトラスライム」、香水のような上質な香りの「フレグランスソープ」。いずれの香りも、最初はやや強めと感じるかもしれませんが、国産にはない上質な香りが次第にクセになり、今乗っているクルマの香りとして、誇れるものです。是非ともおためしアレ。

■エアバイザー      実勢価格¥650
■エアバイザーつけ替用 実勢価格¥390

written by 外川 信太郎