アウディ A3 スポーツバック エクステリア

スタイリッシュなフォルムと環境性能を両立!

アウディ A3 スポーツバック フロントマスク

 アウディジャパンはプレミアムコンパクトハッチバック「アウディ A3 スポーツバック」を9月25日に改良し、同日より全国のアウディ正規ディーラーで発売すると発表した。アウディ A3スポーツバックは、2004年9月の市場導入から、スタイリッシュなデザインとスポーティな走り、そして高い環境性能と質感で多くのユーザーから支持を受けており、日本におけるアウディの販売台数の25%を占める重要なモデルだ。
 今回の改良で新たに搭載された直噴ターボのTFSIエンジンは、排気量をダウンしつつ従来よりもハイパワーを絞り出しているのが特徴。また最新のミッションであるSトロニックを組み合わせることでダイナミックな走りと、更なる低燃費を実現している。

アウディ A3 スポーツバック フロント
ヘッドライトやグリル、そしてリヤコンビランプなどを変更。スポーティな雰囲気の中にも高級感を感じさせてくれるデザインといえる。
アウディ A3 スポーツバック リヤ
最近のアウディファミリーらしいデザインのリヤコンビランプを採用する。質感も高く、プレミアムコンパクトにふさわしい高級感がある。
アウディ A3 スポーツバック フロントマスク
Vラインを強調したシングルフレームグリルにより、存在感の増したフロントビュー。シャープで精悍なイメージを与えてくれる。
アウディ A3 スポーツバック ヘッドランプ
7個のLEDで構成されるポジションランプを内蔵したヘッドライト(1.4TFSIはオプション)を採用。個性的なデザインがとても印象的だ。
アウディ A3 スポーツバック リヤコンビランプ
光ファイバー技術を応用したリヤコンビランプは、LED式とは違った独特の雰囲気がある。個性的で高級感も感じさせるデザインといえる。
アウディ A3 スポーツバック 17インチホイール
1.4TFSIと1.8TFSIは16インチのタイヤ&アルミホイールを標準装備する。2.0TFSIクワトロ(写真)は5本スポークの17インチ仕様となる。

質感の高い内外装と充実した安全デバイスを装備

アウディ A3 スポーツバック エクステリア

 新型アウディ A3 スポーツバックは、ひとめでアウディとわかるシングルフレームグリルを始め、存在感の増したデザインがとても印象的だ。またA4やA5などにも採用されているLED式のポジションランプなど、最新のアウディファミリーのアイデンティティを強く受け継いでいる。さらにリヤコンビランプも最近のアウディらしいデザインなのはもちろん、光ファイバー技術を応用することで、電球式ともLED式とも異なる独特の雰囲気を醸し出しているのだ。
 インテリアのデザインもスポーティな雰囲気。最近のアウディは質感の高さに定評があるが、このA3 スポーツバックもプレミアムコンパクトにふさわしいもの。地デジ放送に対応したHDDナビや、大きな開口部が特徴のオープンスカイルーフなど、装備類が充実しているのも見逃せないポイントだ。さらに全モデルでリヤサイドエアバッグを採用するなど、安全装備の充実にも抜かりはない。

アウディ A3 スポーツバック インテリア
インパネは非常に質感が高く、デザインもスポーティは雰囲気だ。HDDナビは地デジやBluetoothにも対応した最新タイプ。メータークラスターには視認性の高い高解像度のホワイトディスプレーを採用した。
アウディ A3 スポーツバック フロントシート
全車本革シートがオプションで選択可能。座り心地、サポート性ともに良好で、スポーティな走りでもしっかりと体を支えてくれる。
アウディ A3 スポーツバック リヤシート
リヤシートの居住スペースはゆとりがあり、快適な移動空間だ。足元はもちろん、頭上の空間も余裕があり、とても広々している。
アウディ A3 スポーツバック ラゲッジ
ラゲッジスペースも余裕たっぷり。開口部も大きく、最大で1100リッターもの大容量を誇る。大きく重い荷物の積み込みもしやすい。
アウディ A3 スポーツバック オープンスカイルーフ
大きな開口部のオープンスカイルーフは、全車にオプション設定。フロントだけでなく、リヤシートに座っていても開放感を味わえる。
アウディ A3 スポーツバック エアバッグシステム
デュアルエアバッグやカーテンエアバッグだけでなく、後席用のサイドエアバッグも標準装備。3点式シートベルトも人数分用意される。

パワフルでダイナミックな走りと低燃費を実現した

アウディ A3 スポーツバック メーター

 今回改良された新型アウディ A3 スポーツバックの最大のトピックは、やはり新型のTFSIエンジンとSトロニックと呼ばれるミッションだ。搭載されるエンジンは1.4リッターから2リッターまでの3種類で、すべて直噴ターボのTFSIとなる。エントリーモデルの1.4TFSIは、従来型の1.6リッターに比べて排気量が200ccダウンしたにもかかわらず、約20馬力もパワーアップ。トルクも2リッター並を実現した。さらに10・15モード燃費15.8km/lと約30%向上させ、CO2排出量も149.3g(23%削減)を達成。
 また1.8TFSIでも従来モデルとパワー、トルクの数値にこそ変更はないが、10・15モード燃費は14.2km/lと約9%(CO2排出量は166.1gで8%削減)向上させているというから驚きだ。さらに2.0TFSIクワトロは、輸入プレミアムコンパクトで唯一、駆動方式を4WDとしながらも、従来のFFモデル並みの燃費(12.0km/l)に抑えている。
 新開発のミッションであるSトロニックは、FFモデルが7速、クワトロモデルは6速を採用し、マニュアル並みのダイレクト感ある走りが楽しめるのが魅力。加速性能もマニュアルモデルをしのぐほどで、低燃費にも貢献している。さらにオプションの連続可変ダンピングシステム「アウディ マグネティックライド(1.8TFSIと2.0TFSIクワトロに設定)」を選べばさらにスポーティな走りが味わえる。
 価格は、「1.4TFSI」が299.0万円、「1.8TFSI」は357万円、最上級モデルの「2.0TFSI」で439万円となる。

アウディ A3 スポーツバック 2リッターTFSIエンジン
エンジンは1.4リッター、1.8リッター、2リッターの直噴ターボTFSIの3タイプを搭載する。高出力と低燃費を両立させたのが最大の特徴だ。
アウディ A3 スポーツバック シフトレバー
新開発のSトロニックトランスミッションを搭載する。MT車並のダイレクトな走りと、AT車の快適性、そして低燃費を達成している。
アウディ A3 スポーツバック サスペンション
アルミ製のサブフレームを採用したサスペンションは、スポーティなセッティングが施されている。もちろん快適な乗り心地も実現する。
アウディ A3 スポーツバック フロント
代表グレード
アウディ A3 スポーツバック 1.4TFSI
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4290×1765×1430mm
車両重量[kg]
1380kg
総排気量[cc]
1389cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
125ps(92kw)/5000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
20.4kg-m(200N・m)/1500〜4000rpm
ミッション
7速Sトロニック
10・15モード燃焼[km/l]
15.8km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
299.0万円
発売日
2008/9/25
レポート
CORISM編集部
写真
CORISM編集部/アウディジャパン
取材協力
アウディジャパン

存在感を増したスタイルで「アウディ A3 スポーツバック」登場!! 新エンジン&新トランスミッションを採用し「A3 スポーツバック」が低燃費を実現!

【新車情報】 (2008.09.25)

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