日産 ティアナ「公爵グレード」(中国向け生産車) 画像 エクステリア フロント

特別グレード「公爵」投入!

 日産の現地合弁会社である東風汽車有限公司(DFL)は16日、北京モーターショーで全世界に先駆けて披露された新型「ティアナ」を同社の襄樊工場(湖北省)でオフラインした。
 新型「ティアナ」は、パワートレインはV型6気筒の2.5リッター「VQ25DEエンジン」と3.5リッター「VQ35DEエンジン」を設定し、適応型変速制御付きの新型エクストロニックCVTと組み合わせることにより、滑らかな走りと燃費の向上を実現した。また、中国向けには、燃費とパフォーマンスの良さを両立した2.0リッター直列4気筒の「MR20DEエンジン」も設定している。
 さらに、プラットフォームは、新開発のD-プラットフォームを採用し、フラットで快適な乗り心地と一クラス上の静粛性、高い操縦安定性を高次元で実現させている。
 また、中国向けには、フロントとリヤの外観を中国専用とし、17インチ金属調塗装のアルミホイールを採用した「公爵」と呼ばれる特別グレードを投入する。「公爵」グレードはトップロードサンルーフやBOSEサウンドシステムも装備している。
 新型「ティアナ」は、6月末から中国全土で販売が開始される。価格は、約298万円から520万円。販売目標台数は初代「ティアナ」の倍増以上にあたる、月販8,000台としている。

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