最初のリチウム・イオン技術生産車は2010年実現見込み

 フォルクスワーゲン グループは三洋電機と次世代高性能リチウム・イオン電池の開発提携について合意した。
 フォルクスワーゲンは、今年3月にジュネーブ モーターショーにて「ゴルフTDI ハイブリッド」コンセプトカーを発表し、最新のディーゼルエンジン、電気モーターおよび7 速DSG を組み合わせたことから可能となる燃料消費の削減を証明した。TDI エンジンと電気モーターの組み合わせによるこの高性能のフルハイブリッドカーは、内燃機関のみでの駆動モード、エンジンとモーターが役割分担するモード、あるいは純粋な電気駆動モードのいずれにおいても高性能と低燃費を両立させている。
 また、アウディが昨年の東京モーターショーで公開したコンセプトカー「A1 project quattro (エーワン・プロジェクト・クワトロ)」は最新の電池技術を採用したことで100kmの走行距離を実現できる。
 リチウム・イオン技術には、今後クルマの電気駆動システムとして要求される条件を満たす可能性が十分にあり、フォルクスワーゲン グループによるリチウム・イオン技術を搭載した最初の生産車は、2010年頃に実現される見込みだという。

新車見積もり
希望しない電話は一切なし
2日以内のスピード回答
よくわからない諸費用を含めてお見積もり
新車見積もりはこちら