燃費向上!アウディ スペース フレーム テクノロジーを評価

 アウディAGは、欧州特許庁がヨーロッパの経済成長と競争力に重要な貢献をする発明を行った会社に対しその栄誉を称える「2008年のEuropean Inventor of the Year(EU発明家大賞)」を受賞した。今回の受賞は、アウディ スペース フレーム(ASF)テクノロジーの発明が評価されたことによるもの。
 アウディ スペースフレームは1993年のフランクフルト国際モーターショーにおいて、アウディA8のボディにはじめて採用され世界に公開した。ASFとは高強度アルミニウムフレーム構造体で、この構造体にパネルが一体化され、高い耐荷重性能をもたらす。
 アウディ スペース フレームは、押し出し材と鋳造接続部が組み合わされた複雑な構造から成る。これらが車両ボディの中で一体となって強靭な剛性を生み出し、並外れた衝突安全性をもたらし、またASFデザインは飛躍的な軽量化を実現。ハンドリングを改善し、燃費を向上させる。
 アウディ スペース フレーム テクノロジーは、アウディA8、アウディTTクーペ、TTロードスター、アウディR8、さらに、アウディ グループ傘下のランボルギーニ ガヤルドまで、これら全モデルに採用されている。