カイエンシリーズ中、最もパワフルなモデル

 ポルシェAGは、北京モーターショーにて、カイエン モデルレンジのトップモデルとなるカイエン ターボSのワールドプレミアを行う。
 特に、東ヨーロッパとアジアの新興市場においては、ダイナミックなハンドリング性能を誇る個性的なスポーツSUVが大きな需要を占めるが、カイエン ターボSは、ポルシェがマーケットからの要望に応えるために開発した1台といえる。
 カイエン ターボSは、カイエンシリーズの中で最もパワフルなモデルとなり、ツインターボで過給される排気量4.8リッターのV型8気筒エンジンは最高出力550 PS(404 kW)、最大トルク(750 Nm/2,250 rpm〜4,500 rpm)を発生する。
 エクステリアでは、ボディカラー同色塗装のホイールアーチに収まる21インチのスポーツプラス ホイールと、インベストメント鋳造法を使用した4本出しアルミニウムテールパイプのスポーツエグゾーストシステムを採用。また、エアインテークグリルとホイールアーチは、ボディカラー同色塗装を施している。
 ボディカラーは、新色「ラバグレーメタリック」がカイエン ターボS専用のオプションカラーとして用意されている。

「ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ」カイエンモデルに初採用

 さらに、カイエン ターボSの全モデルには、セルフレベリング機能とライドハイトコントロールやポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が装備されているほか、ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)やサーボトロニック車速感応式パワーステアリングシステムも標準装備される。
 また、ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)も他のスポーツカー同様にオプション装備として用意している。このハイテクブレーキディスクは、元来スポーツカーセグメント向けに開発されたもので、2009年モデルの市場導入時よりカイエン モデルレンジに初めて採用されることとなる。
 インテリアには、コンフォートメモリーパッケージ付のフロントスポーツシート、ホールド性の高いリアシート、モデル名を配したアルミニウム製ドアパネル、2種類のデュアルカラーを用意したレザーインテリア(ブラック/ハバナ、ブラック/スチールグレー)、さらにはグリップ感を高めた本革巻きステアリングホイールを採用。
 また、合計14個のスピーカーを装備し、5.1chディスクリートサラウンド方式のオーディオおよびビデオDVDの音声を再生できる、出力410 WのBOSEサウンドシステムが標準装備されている。

 カイエンターボSは、2009年モデルとして2008年8月から順次デリバリーが開始される予定。

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