三菱自動車体験授業プログラム i MiEV(アイミーブ)

「i MiEV」の同乗試乗も

 三菱は3月3日、4日の2日間、伊豆大島(東京都大島町)の小学校2校(さくら小学校、差木地小学校)を対象に開発中の新世代電気自動車「i MiEV」(アイミーブ)を持ち込んでの「三菱自動車体験授業プログラム」を実施した。同町によると、伊豆大島に電気自動車が持ち込まれるのは初めて。
 今回のプログラムは、地域教育推進ネットワーク東京都協議会(事務局:東京都教育庁)から、遠隔地や離島の小学校における実施要請を受けたもの。両校の全校児童169名を対象に、環境・リサイクルに関わるクイズ形式の座学や、実際に部品の素材を見ながらリサイクルの過程を推理するゲームなどを行った。
 体験授業では、「i MiEV」の同乗試乗も行い、児童は「エンジンの音がしないから、車に乗っていても外にいるお友達の声が聞こえてビックリした」、「スピードが出ないと思っていのに、普通の車と同じように走ったからスゴイと思った」等の感想を寄せた。
 「三菱自動車体験授業プログラム」は、社員が小学校を訪問し、環境問題や自動車メーカーの仕事について解説する教育支援活動で、現在は「環境体験授業」(90分)と「デザイン体験授業」(90分)の2つのプログラムを実施している。2005年度から開始し、これまでに64校、4,039名が受講している。

三菱自動車体験授業プログラム i MiEV(アイミーブ)