新開発オートマチック・トランスミッション搭載
キャデラックブランドのパフォーマンスとラグジュアリー性を最高レベルで表現した2009年モデル キャデラック CTS-Vが公開された。
2008年第4四半期に発表予定の新型CTS-Vは、極上のスポーツカーならではのハイパフォーマンスに加え、一流のラグジュアリーセダンが持つ、落ち着きとエレガントさが組み合わされる。
市場で高い評価を受けたキャデラックのハイパフォーマンスモデル、Vシリーズの一員であるCTS-Vは、558ps(410kW)を発生(推定値)。パワーはもちろん、マグネティック・ライド・コントロールや業界初のパフォーマンス・トラクション・マネジメントプログラム、さらにパドルシフトコントロール機構付きの新開発オートマチック・トランスミッションを新たに搭載するなど、技術、デザイン面においても全体的に大きく向上した。
初めて北米以外の地域で販売
CTSスポーツセダンの新型バージョンは2008年モデルとして準備されたが、その時点でキャデラックのエンジニアやデザイナーらは、パフォーマンスとラグジュアリー性をさらに極めた新型CTS-Vの構想を練り始めていた。
初代CTS-Vを通じ、キャデラックが非常に高い実力を備えたハイパフォーマンス・セダンが開発できることを実証した。2009年モデルでは、あらゆる面を向上させて総合力を高め、パフォーマンスを究極のレベルまで到達させることを目標としたという。
新型Vシリーズは、すでに高い実力を持つCTSに、主要な技術やデザイン的要素を組み合わせたモデル。ベースグレードと同様、Vシリーズも北米および欧州各地の有名なテストコースで検証を重ね、すでに数百万マイルを走り込むなど、徹底した開発プロセスを経て完成した。
世界中で販売実績を伸ばしているキャデラックを支援できるように、新型CTS-Vは欧州、中東、アジアへの輸出を含め、初めて北米以外の地域で販売される予定となっている。