一部インテリア、グレード名称も変更
日産は、「ウイングロード」を一部改良し、1月23日より全国一斉に発売する。
今回の一部改良では、HR15DEエンジン+エクストロニックCVT(2WD車)を改良し、JC08モードに対応した。また、あわせてインテリアの一部変更やグレード名称の変更等を行った。
環境面での主な変更として、燃費は10・15モードに加え、最近の走行実態を反映したJC08モードでも試験を実施し、より実態に即した燃費情報を提供した。また、排出ガスは最近の走行実態を反映したJC08モードで試験を実施し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」を達成した。
そのほか、運転席背面シートの表皮を変更、ボディカラーをホワイト、ブリリアントシルバーのみに設定変更(15B、15B FOUR)した。
メーカー希望小売価格は、2WD 「15M」が175.35万円。
新型スライドアップシートで「ウイングロード」への搭載も可能に
また、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、「ウイングロード」の一部改良に合わせ、ライフケアビークル(LV)「アンシャンテ」を新たに設定、また、カスタムカー「ライダー」「アクシス」を継続設定し、日産の販売会社を通じて、1月23日より全国一斉に発売する。
ウイングロード「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」は、助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで車への乗り降りが容易にできる車両だ。シートは回転・昇降操作のほか、シートスライドとシートリクライニングもすべてリモコンで操作でき、乗車準備および降車後のシート格納時間を短縮できる早送り機能も採用している。
「ウイングロード」としては、従来「アンシャンテ 助手席スライドアップシート」の設定がなかったが、先ごろ新たに開発した新型スライドアップシートで、回転・昇降機構の小型化を図り、「ウイングロード」への搭載が可能となった。
メーカー希望小売価格(消費税込み)は、2WD(FF)「15M authentic」が211.575万円。