スズキ ランディ エクステリア フロント

ガリバーズEYE

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エクステリアは精悍な印象を感じるデザインへ

 スズキは、3列シート8人乗りミニバンタイプの小型乗用車「ランディ」を一部改良し、1月16日より発売した。
 「ランディ」は、2.0LエンジンとCVTの組み合わせにより、実用域でのなめらかな加速、低燃費を実現。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を受けるとともに、2WD車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、4WD車は「平成22年度燃費基準+10%」を達成した。全車グリーン税制の優遇措置を受けることができる。 (平成20年3月31日まで)

 エクステリアは、ヘッドランプからフロントバンパーにかけてデザインを変更し、精悍な印象とした。
 また、被視認性に優れるLEDサイドターンランプ付ドアミラーを採用。カーブや交差点でステアリングを切ると、専用ランプが自動的に点灯して進行方向の照射範囲を広げるアクティブAFSを、ディスチャージヘッドランプとセットで「2.0G」にオプション設定した。
 ボディカラーは、新設定の薄灰色 (クールアイアンパールメタリック)、赤色 (ローズレッドパール)、水色 (キングフィッシャーブルーメタリック) をはじめ、全6色を設定した。

シックで上質感のあるインテリアに

 インテリアは、「2.0S」はブラック基調のシックな内装とし、「2.0G」にはベージュ基調の内装と木目調パネルを採用することで上質感のあるものとした。
 また、1列目と2列目のヘッドレストを大型化し、2列目シートクッションの形状を変更することで快適性を向上させた。さらに、視認性に優れた自発光メーターを新採用。また瞬間燃費、平均燃費や航続可能距離等の情報を表示するディスプレイをインパネメーター内に装備している。
 「2.0G」には、敏感な肌にもやさしいアトガード加工シートを採用。インパネにはシルバー加飾を施した上質なデザインを採用し、運転しやすく見やすい形状としたほか、室内の空気を新鮮に保つプラズマクラスターイオンフルオートエアコンに排出ガス検知式内外気自動切替え機構と高性能フィルターを備えた、インテリジェントエアコンシステムを装備した。ワンタッチクリーンスイッチにより、これらを簡単に操作することができる。

 そのほかの主な装備としては、携帯リモコンや運転席のスイッチ操作などにより自動で開閉できる、両側パワースライドドアを「2.0G」に装備、「2.0S」は助手席側をオプション設定とした。また、半ドア状態から自動的に全閉する両側スライドドアクローザーを採用した。
 「2.0G」には半ドア状態から自動的に全閉するバックドアクローザーを装備、またスイッチ操作で自動開閉が可能なパワーバックドアをオプション設定した。
 さらに、周囲の明るさに合わせて、自動でヘッドランプが点灯・消灯するオートライトシステムを装備した。
 メーカー希望小売価格(消費税込み)は、「2.0S」2WDが218.925万円、4WDが246.96万円。「2.0G」2WDが243.6万円、4WDが271.635万円。

代表グレード
ランディ 2.0G 2WD
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4680×1695×1840mm
車両重量[kg]
1620Kg
総排気量[cc]
1997cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
137ps(101kw)/5200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
20.4kg-m(200N・m)/4400rpm
ミッション
CVT(自動無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
13.2km/l
定員[人]
8人
税込価格[万円]
243.6万円
発売日
2008年1月16日
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