メルセデス・ベンツ製ノンステップ連節バス Citaro G

渋滞緩和などにも効果

 三菱ふそうトラック・バスは、メルセデス・ベンツ製のノンステップ連節バス「Citaro G (シターロ G)」を運行予定の道路事情に合わせ改良し、神奈川中央交通に4台納入した。
 同車両は、2月初めより神奈川県厚木市にある小田急線本厚木駅前“厚木バスセンター”と、同市の商業施設“厚木アクスト”を結ぶ路線で「ツインライナー」という名称で運行が予定されている。
 「Citaro G」は、2つの車両を幌でつなぐことで、全長約18m、乗車定員は通常の路線バスの約2倍の131人。これにより通勤ラッシュ時の輸送力が大幅に増大するとともに、環境保全、渋滞緩和などにも効果がある。
 日本には初輸入だが、世界では発表から約10年、約5,000台がすでに運行しており、またシターロシリーズはヨーロッパで権威のある“バス・オブ・ザ・イヤー2007”を受賞している。