日産 新型ピックアップトラック フロンティア ナバラ

2007年度末には約2万台の輸出を計画

 日産自動車のタイ現地子会社であるサイアムニッサンオートモービル会社(SNA)は19日、タイで記者会見を行い、現地で生産する新型ピックアップトラック「フロンティア ナバラ」の本格輸出開始を発表した。出荷先は、アジア、中南米、中近東、アフリカの120カ国に及ぶ。
 「フロンティア ナバラ」は、2007年9月下旬より段階的に輸出を開始しており、2007年度末には約2万台の輸出を計画している。さらに、2010年度には年間輸出台数を4万5千台以上とする予定。
 同車の生産はSNAのバングナ・トラッド工場にて行う。同工場では、「フロンティア ナバラ」、「フロンティア」、「ティアナ」、「ティーダ(セダン、ハッチバック)」を生産しており、生産能力は14万台/年である。バングナ・トラッド工場では、日産がグローバルに展開する日産生産方式(NPW : Nissan Production Way)の他、多種の生産にもフレキシブルに対応できるNIMS(Nissan Integrated Manufacturing System)を採用している。