ボルボ XC90

ボルボ XC90

横置きエンジンレイアウトを採用

 ボルボのプレミアムSUV 「XC90」、フラッグシップモデルであるスカンジナビアン・ラグジュアリー・セダン「S80」、プレミアム・カブリオレクーペ「C70」の3車種が、米国道路安全保険協会(IIHS)の正面、側面、後方衝突試験で最高の評価を獲得した。
 ボルボ車における受動的安全性は、衝突事故において乗員が負傷する危険性を最小限に抑えることを目的として採用された車両内外の安全システムが相互に作用することによって確保されている。エクステリアの安全システムによって外部から侵入する衝撃が吸収・分散され、キャビンスペースへの衝撃を最小限に留める。これを実現するのが強度の異なる複数のスチールによって構成されるフロント構造、全てのコンポーネントが相乗的に作用することで変形が制御され、身体への衝撃を最小限に抑えるよう設計されている。
 さらに、すべてのボルボ車は、横置きエンジンレイアウトを採用している。これにより、衝突時のエンジン室内スペースを確保し、居住空間へのエンジン侵入リスクを軽減します。高効率パッケージングと非常にコンパクトな形状により、S80、XC90に採用された新開発V8エンジンも同じく横置きに搭載されている。
 また、室内の安全システムは、シートベルトとエアバッグの機能を最適化して乗員の身体を適切な場所に置き、身体への甚大な損害を最小限に止めている。最大限の保護を提供するためこれまで複数のユニークなシステムを開発してきている。
 そのほか、事故を未然に防ぐために数々の最新テクノロジーが採用され、予防安全性を追求した結果、ドライビングシステムとサポートシステムはかつてない進化を遂げたボルボが誇る卓越した予防安全性能が生まれている。マルチプレックスと先進のソフト、ハードウエア設計を組み合わせた、新たな次元のドライバー支援技術が危険な状況を回避する手助けをする。