「アウトランダー」、新型「ランサー」の販売好調を受けて決定

 三菱は、欧州向け「アウトランダー」の生産を当社欧州生産拠点、ネザーランド・カー・ビー・ブイ(所在地:オランダ・ボーン市)に移管すると同時に、PSAプジョー・シトロエン社向け新型SUVの生産を名古屋製作所へ移管すると発表した。

 現在、愛知県岡崎市にある名古屋製作所で新型SUV「アウトランダー」、岡山県倉敷市にある水島製作所でPSAプジョー・シトロエン社向け新型SUVをそれぞれ生産している。

 今回の生産補完は、特に欧州市場における「アウトランダー」に加え、新型「ランサー」の販売も好調に推移していることから、水島製作所の高操業状況に対応し販売機会の喪失を回避するために行うとのこと。

 三菱の欧州生産拠点ネッドカーでは、コンパクトカー「コルト」の生産を行っており、「アウトランダー」の生産は現行モデルのライフサイクル終了時点までを予定しているという。