キャデラック「STS」2008年モデル

「STS」に待望の右ハンドル仕様が追加!

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、9月20日、新たに右ハンドル仕様を追加した、2008年モデルのキャデラック「STS」「STS-V(左ハンドルのみ)」を発表した。なお、発売は11月より全国のキャデラック正規販売を通じて開始される。

 エクステリアでは、フロントマスクを新型「CTS」と同様新しいキャデラックのデザインを採用し、精悍で高級感溢れるフロントマスクとなっている。また、ホイールデザインを一新、足元を引き締めスポーティな走行性能を強調している。

 インテリアでは、ステアリングホイールのデザイン及び、ウッドパネルの素材をサペリウッドに変更。またウッドパネルのセンタークラストにメタリック・モールディングを追加し、ラグジュアリーな雰囲気に仕上がっている。
 今回発売される2008年モデルの「STS」に、ユーザーからの要望の強かった右ハンドル車が追加された。なお、「STS-V」に関しては、左ハンドル仕様のみとなり、インテリアの変更はない。

 「STS 3.6」に、新型V6直噴エンジンを搭載、最高出力229kW(311ps)にパフォーマンスアップ。低中速域での扱いやすさと、スポーティな加速感を実現した。同時に5速ATから6速ATに変更した。「STS 4.6」および「STS-V」に関してはエンジン、トランスミッションの変更はない。また、「STS 4.6 AWD」は2008年モデルより導入が中止となっている。

 価格は、「STS 3.6」が685万円、「STS 4.6」が820万円、「STS-V」が1,075万円(受注発注モデル)。