ボルボ S40

洗練されたスポーティさと進化したプレミアム感をさらに強調 

 ボルボ・カーズ・ジャパンは、ジャストサイズ・サルーン「S40シリーズ」とスポーツ・エステート「V50シリーズ」の内外装を一新した2008年モデルを発売した。
 今回、S40のフロント部分は、新型S80のデザインコンセプトを採用し、フロントグリルには大きなボルボのアイアンマークがレイアウトされ、3つに分かれていたヘッドライト、グリル、ロアー・エアー・インテークが新型S80同様に水平方向に並び、安定感のある横長のデザインとなった。リアデザインでは、エキゾーストパイプの位置を上げ、よりスポーティな印象を演出した。また、同時にリアランプのデザインも変更し、ランプ下部分を30ミリ引き上げてスマートなイメージが強調された。
 一方、V50のフロントは、S40同様大きくなったボルボのアイアンマークを冠した黒の格子状グリルを採用しスポーティさが強調された。3つの部分に分かれるロアー・エアー・インテークを導入しながらもボルボ伝統のVシェイプ・ボンネットを生かした新型V70のデザインの特徴を踏襲している。リアのテールランプはS40同様旧モデルに比べて30ミリ引き上げられ、レイアウトが変更された。また、ライトの縦方向の表現は力強いショルダー部分を強調するばかりでなく、Vレンジの高い実用性をアピールしている。
 インテリアは、S40、V50で初めて採用されたフリー・フローティング・センタースタックにより、ソフトに湾曲した表面が後部座席まで流れるように延びる新形状になったほか、新たにリアルウッド・インレイの「ノルディック・ライト・オーク」が採用され、表面はマット仕上げ、サイド面はウッドの薄い板が層を成しているような加工になっている。さらに、ハンドブレーキには操作しやすいZ型の新デザインを採用することでセンターコンソールにより広い収納スペースを確保するなど、使い勝手と収納性が向上している。
 また、メーカーオプション機能として、キーレスドライブや、ドライバーの死角をカバーする安全装備BLIS(ブランドスポット・インフォメーション・システム)、車両のコーナリング方向に合わせて左右に最大15度向きを変えるアクティブ・バイ・キセノンヘッドライトなど、豊富な装備が用意されている。
 また、ラインナップを一新し、新たなエントリーモデル「2.4 Aktiv」を設定したため、より多くの人がボルボ車を楽しめるよう、S40 2.4Aktivで298万円のスタート価格が実現している。

※掲載写真は本国仕様。
18インチホイールは、日本ではアクセサリーとして選択可。また、V50日本仕様には、ルーフレールが標準装備されている。

ボルボ S40
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ボルボ V50
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