新型アコードの未来像を示唆
ホンダモーターヨーロッパは、フランクフルトモーターショーに、次期欧州向け「アコードツアラー」のコンセプトモデル『アコードツアラー コンセプト』を出展する。
「アコードツアラー コンセプト」は、欧州地域で2008年半ばに発売が予定され、次期アコードツアラーのデザインの方向性を強く示すコンセプトモデルだ。
次期アコードは、低公害エンジン、革新的な新開発の車体などの先進技術を盛り込み、快適な乗り心地と優れたハンドリングの高次元での両立を目指し、開発が進められている。
新型アコードには、2.0および2.4リッターのガソリンエンジンに加え、新規開発の2.2リッター、次世代ディーゼルエンジン『i-DTEC』を搭載する。この新エンジンは、09年施行予定で世界一厳しいとも言われる「Euro5排出ガス規制値」にも適応。排出ガスに含まれる粒子状物質やNOx(窒素酸化物)を大幅に低減した環境型エンジンとなっている。
なお、同エンジンなどが搭載される市販版新型アコード(欧州仕様)は、08年3月開催のスイス・ジュネーブショーで初披露され、08年前半には欧州市場で発売開始される予定だという。