ランドローバー フリーランダー2
ランドローバー フリーランダー2  フロント

他のランドローバーファミリーに共通するデザインが採用されている。全体に都会的で洗練された雰囲気だ。

ランドローバー フリーランダー2  フロントマスク

フロントまわりは大きなグリルやヘッドライトを始め、オフロード4WDらしい力強い印象を与えるデザインだ。

ランドローバー フリーランダー2  サイド

大きく張り出したフェンダーや、角張ったフォルムが悪路での走破性の高さを連想させてくれる。

ランドローバー フリーランダー2  リヤ

背面のスペアタイヤを廃止したことで、都会的ですっきりとした印象になった。

ランドローバー フリーランダー2  リヤコンビランプ

エッジの効いたデザインの中に丸いランプを埋め込んだ個性的なリヤコンビランプを搭載。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

コンパクトSUVのヒットモデルが待望のフルモデルチェンジ

 ランドローバーのエントリーモデルとし1999年に登場したのがフリーランダー。レンジローバー、ディフェンダー、ディスカバリーに次ぐ第四のモデルだった。
 日本へはガソリンエンジン+AT車という組み合わせの登場を待って2001年2月から輸入が始まったが、ヨーロッパでも日本でもコンパクトSUVのヒットモデルとして人気を集めてきた。日本では6年間に約4000台が販売されたという。

すっきりとしたと快適なデザインテイスト

 2代目モデルとなるフリーランダー2は2006年12月に本国でデビューし、2007年6月から日本でも販売が始まった。ボディ剛性を大きく向上させるとともに、最新の機構を組み込んで悪路での走破性を高め、同時のオンロードでの乗り心地も向上させている。ヨーロッパではディーゼル車の設定もあるが、日本では直列6気筒の3.2Lエンジンを横置きに搭載した6速AT車のみの設定となる。
 外観デザインはレンジローバーなどと共通するイメージを備えており、ランドローバーグループの一員であることを明確にしたもの。リヤビューは背面スペアタイヤを廃止してラゲッジルームの床下に搭載することで、すっきりした感じのデザインとしている。

代表グレード
SE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4515×1910×1765mm
車両重量[kg]
1900kg
総排気量[cc]
3192cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
232ps(171kw)/6300rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
32.3kg・m(317N・m)/3200rpm
ミッション
6速AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.1km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
460.0万円
発売日
2007/6/9
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム