「飲酒したら運転しない」、ドライバーへ意識を促す!

 日産は、飲酒運転の根絶に向けた活動の一環として、カーウイングスナビゲーション(HDD方式)の画面上に飲酒運転防止メッセージを表示する機能を追加したと発表した。なお、2007年6月下旬の生産車両搭載分より、このメッセージ表示機能を装備したカーウイングスナビゲーション(HDD方式)に順次切り替えていくという。

 飲酒運転によって引き起こされる事故は、年々深刻度を増しており、社会全体の大きな関心事となっている。日産では、飲酒運転の根絶に向けて、ハローセーフティキャンペーン等を通じた啓発活動に取り組んでいるが、今回、エンジン始動時にカーナビ画面へ飲酒運転防止メッセージを表示させることで、ドライバーに「飲酒したら運転しない」という意識を促していくとしている。

日産 カーウイングスナビゲーション 深夜表示
夕刻から夜間(17:30から翌5:00)に、エンジンを始動をさせるとカーナビ画面へ約5秒間「お酒を飲んだら、運転はやめましょう」というメッセージを表示
日産 カーウイングスナビゲーション 早朝表示
早朝から日中(5:00から17:30)は、同様に安全運転を促すメッセージを表示

 日産では、交通事故のない安全なクルマ社会を目指し、2015年までに、日産車がかかわる死亡・重傷者数を半減させる(1995年比)という目標を掲げ、安全なクルマづくりを推進している。また、クルマそのものの安全性能を高めるだけでなく、ITS(高度道路交通システム)やクルマを取り巻く交通環境の情報を活用して交通事故の低減を目指す取り組み(SKY PROJECT等)や、の安全意識を向上させるための啓発活動など、様々な角度から幅広く取り組んでいる。