ワイヤレスでポータブルオーディオと接続
日産は7日、iPodに録音した音楽をHDDナビゲーションシステムへBluetoothにてワイヤレス送信し、iPodに録音した音楽を車内で楽しめるBluetooth対応オーディオ機能を開発したと発表した。7日より発売されたプレサージュを頭出しに、今後発売される新型車に装着されるカーウイングス対応ナビゲーションシステム(HDD方式)には全てこのBluetooth対応オーディオ機能が搭載される。
なお、Bluetooth通信は、モバイルキャスト社と日産がiPod接続用に共同開発した専用Bluetoothトランスミッターを装着することで可能となるとのこと。
このBluetooth対応オーディオ機能の特長は、BluetoothによってiPodとHDDナビゲーションシステムを接続し、iPodをバックやポケットに入れたまま、iPodに録音された音楽を車内で楽しむことができること。高音質で、iPodと有線接続した場合と同等の音質を確保しているという。
さらに、携帯電話とiPodを同時にBluetooth接続可能。携帯電話のハンズフリー着信時、発信時は音楽の再生をミュートにし、通話終了時に自動的にミュートを解除し再生を再開するとのこと。また、カーウイングスのサービスを受けるためにデータ通信を行う場合は、音楽の再生をミュートにし、データ通信終了時に自動的にミュートを解除、再生を再開する。
そのほか、運転時の安全性にも配慮されており、一度登録すれば、二回目以降はユーザー操作なしで自動でBluetooth接続できる。また、ナビゲーションのタッチパネルやマルチファンクションスイッチでiPodの操作が可能で、ステアリングスイッチ装着車の場合、ステアリングスイッチでも操作可能となる。