アウディ TTクーペ

輸入市場が厳しい状態の中、過去最高記録を樹立!

 アウディ ジャパン株式会社は、2007年5月単月の登録台数が過去最高の1,191台(前年同期比:17%増)を記録し、純輸入車市場におけるシェアについては6.9%に達したと発表した。

 アウディ ジャパンでは、この実績を記録したことについて以下のように要因を挙げている。まず、昨年9月に販売が開始されたアウディのイメージリーダー、「TTクーペ」が非常に好調な販売を見せており、プレミアム輸入ブランドにおけるコンパクトスポーツセグメントのマーケットリーダーとなっていること。また昨年発表された、アウディ「Q7」に3.6リッターモデルが追加され、「Q7」の販売が本格的に立ち上がってきたこと。さらに、昨年発売した「A3」「A4」「A6」などの各種限定車が好評で主力モデルの販売を押し上げているという。

 代表取締役社長ドミニク ベッシュ氏は、「日本の自動車販売(全乗用)は、5月末までで連続23ヶ月対前年比マイナス、また純輸入車市場も5月は対前年比マイナス5%、連続11ヶ月マイナスという非常に厳しい状況が続いている。その中で、アウディの5月単月の登録が過去最高水準となったことは、ブランド力、商品力の強化という私たちの新たな基盤作りの方向性が正しいことを示している。引き続き気持ちを引き締めて、チームとともに邁進していきたい」と述べた。

 アウディ ジャパンでは、「TTロードスター」「R8」の発表を予定するなど、さらなる販売強化を図っていくとしている。