フォルクスワーゲン 新型「ゴルフトゥーラン」

「TSI」エンジンがもたらす高性能や低燃費性能などが主な購入理由

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、4月10日より販売開始した新型「ゴルフトゥーラン」の発売4週間の累計受注台数が1,000台を突破したと発表した。

 新型「ゴルフトゥーラン」は、今年2月に発売された「ゴルフ GT TSI」から日本に正規輸入されている「TSI」エンジンを搭載。「ゴルフ GT TSI」と同じ170馬力仕様に加え、燃費重視型の140馬力仕様が新たに追加されている。

 170馬力仕様では、今までの「ゴルフトゥーラン Gli」に搭載されていた2リッター直噴ガソリンエンジンに比べ、出力が20馬力以上、トルクが40Nm以上大きくなり、燃費も13%向上されている。また、ダブルクラッチ式の6速DSGトランスミッションを全モデルに標準装備し、大負荷時でも俊敏に反応できるなど今までの「ゴルフトゥーラン」でも評価が高かったダイナミックで滑らかな走行性能がさらに向上しているとのこと。

 顧客層は、今までの「ゴルフトゥーラン」からの乗換えに加え、国産メーカーの中・大型ミニバンからの買い換えも多く、主な購入理由としては「TSI」エンジンがもたらす高性能や低燃費性能、そして家族構成の変化などによる小さなクルマへのダウンサイジングなどがあげられているという。また、同等出力を発揮する排気量2.4リッタークラスにかかる自動車税4万5,000円/年間に比べ、新型「ゴルフトゥーラン」では3万4,500円と1万500円ほど軽減されるなど、税制面でのメリットも大きなセールスポイントとなっているとのこと。