
ホンダ 新型シビック タイプR |
「タイプR」とは、ホンダが精根込めて造り上げた生粋のスポーツモデルに与えられる称号だ。
1992年に<NSX>に設定され、それ以降は<インテグラ><シビック>とラインナップを拡大。
ところが2000年頃になると、国内のスポーティーカー市場は急速に規模を縮小させてしまう。
ゆえに、2006年に生産を終えた<インテグラ>を最後に「タイプR」は一時的に姿を消した。
それを再び蘇らせたのが現行<シビック タイプR>だ。
ボディーはセダンだが、エンジンは従来以上に高度なチューニングを受け、
2000ccながらも最高出力は225馬力に達する。
知の巻:新型シビック タイプRが人気の理由
走りの基本であるボディーを入念に作り込んだ究極の「タイプR」
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リセールバリュー:
59%〜68%
復活したシビックは、まさに待望の1台だったろう。搭載される高性能なK20A型エンジンは、多くのユーザーを魅了していてファンも多い。クルマを代替えするというより、エンジンを中心にタイプRを買い続けるユーザーもいるのだ。従ってタイプRの供給がストップすると、K20A型のファンは新車を買えなくなってしまう。2000ccのタイプRはホンダのラインアップにおいて欠かせない存在だ。 |
<シビック タイプR>が搭載するエンジンは、ホンダ車に幅広く使われるK20A型。ただし、極限までチューンアップされている。直接の母体になったのは<インテグラ タイプR>や<アコード ユーロR>に搭載されるタイプだ。新型シビックタイプRの搭載に当たって吸排気効率を向上させて圧縮比を高め、インテーク/エキゾーストマニホールドの設定も見直されている。従来以上の緻密なバランス取りを行なったと考えれば良い。
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比の巻:ライバル研究
趣味性や希少価値の高い<S2000>も設計が古い割にリセールは平均以上
VS インプレッサWRX・STI![]()
リセールバリュー:
53〜59%
シビック タイプRにとって、目下のところ一番のライバル車となるのは<インプレッサ WRX>だろう。2007年中盤にフルモデルチェンジを行なう末期モデルだが、依然として人気が高い。それはスバルの開発姿勢によるものだ。車種の数を抑え、フルモデルチェンジのサイクルを長期化する代わり、常に細かな改善を加えている。そのため、時間を経過しても古さを感じない。特に走行性能は最高水準をマークし続けている。 |
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VS ホンダ S2000![]()
リセールバリュー:
46〜54%
<S2000>はシビックタイプRと並ぶホンダを代表するスポーツモデルで、2シーターのオープンスポーツカーとなっている。ロードスターと同様、このタイプのクルマは国内で売りにくい状況になった。また、世界的にも大量に販売されるクルマではない。そのためにフルモデルチェンジのサイクルが長引き、登場してから既に8年を経過している。 |
選の巻:オススメ乗り換えプラン
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シビックのホットモデルがこのタイプR。古くはSi/Si−Rから続くシビックのハイパワーモデルですが、タイプRとなってからは1クラス上の性能が与えられ、通常モデルとは別格の人気を誇ります。 |
極の巻:中古車購入には…
プレミア感も高いことがリセールバリュー的には大幅にプラス!!
ホンダ インテグラ タイプR 2002年式
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中古車相場:
(2007/4現在)
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タイプRのライバルと言えば、今や生産終了になった<インテグラ タイプR>ですね。シビックと同コンセプトでクーペモデルが選べるなど、走りに対する思いはコチラの方が上!! 価格も200万円前後と手頃な価格に落ち着いており、購入しやすい一台となっています。 ![]() |
シビックのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和3年9月(2021年9月)〜現在
- 新車時価格
- 319.0万円〜499.7万円
シビックの在庫が現在43件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。
鈴木詳一 所長