トヨタは、4月1日、アジア地域の開発拠点トヨタテクニカルセンター・アジア・パシフィック・タイ(TTCAP-タイ)と生産支援会社トヨタ・モーター・アジア・パシフィック(TMAPタイ)を統合し、新会社として、トヨタ・モーター・アジア・パシフィック・エンジニアリング&マニュファクチャリング(TMAP-EM)をタイに設立したと発表した。

 新会社は、アジア地域における現地生産車の開発・評価から、調達・生産に至る業務の一体化を図ることで、同地域の生産事業体のオペレーション強化と更なる現地化推進を支援していくという。

 今後は、新会社であるTMAP-EMと、シンガポールに拠点を置く販売支援会社トヨタ・モーター・アジア・パシフィック(TMAP-MS)とが、連携を密にし、市場環境の変化に、より柔軟に対応できる体制づくりを目指していくとしている。