新しいタイヤ滑り止めの登場
雪のない地域に住んでいる人たちは、冬でもスタッドレスタイヤに換えず夏タイヤのまま走ってしまう。しかし一旦雪が降ってきたらもうお手上げだ。
そこで活躍するのがノルウェーで開発されたAUTOSOCK(オートソック)という新しいタイヤの滑り止めだ。金属チェーンのように取り付けが難しくなく、重量も重くない。プレスチックチェーンのようにトランクで場所を取ることもない。
軽い布製
特別に開発された特殊ポリエステルで作られたAUTOSOCKは100%繊維だからソフトで、重量も900gから1000gと軽くトランクに入れておいても邪魔にならない。
だからスタッドレスタイヤを履いているクルマでも予備のチェーン代わりにトランクに収納しておくといい。
シーズンが終わったら洗濯して乾かして保存しておけば、つぎのシーズンも使える。
白い接地面が黒くなったら使用限界になったことを示す。使えなくなったAUOSOCKは布製なので、基本的に燃えるゴミとして捨てることができる。
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雪や氷でグリップする原理とは
滑りやすいところでも、毛布を敷けば安心して歩くことができる。その毛布をタイヤに巻いたと考えればいい。毛布の代わりにもっとグリップする繊維をAUTOSOCK社が開発したのだ。
取り付け簡単
シャワーキャップのような形をしているから、タイヤに被せて使う。タイヤの上側半分に被せて、タイヤを半周させ反対側を被せれば完了だ。女性でも初めて装着するのに左右2本で数分しか掛からない。
多少センターがずれていても、セルフセンタリングするから問題ない。
外すときは横にストラップがあるから、タイヤの上側のストラップを2本持って引けばいい。
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ESCをキャンセルしなくてもいい
チェーンより優れているのはESC,ESP、DSC,VDC、VSAなどと呼ばれる横滑り防止装置をキャンセルしなくても良いことだ。雪道や氷の道で駆動力が出せるだけでなく、安定性も保つことができるのだ。
他にもメリットいっぱい!
大事にしているアルミホイールなどを傷つけることがない。
スポーツカーのようなフェンダーとのクリアランスが狭いクルマでも取り付けることができる。
何年も使わない場合でも経年変化がない。
走行中の騒音がない。
乗り心地が良い。
このように他にもメリットがいっぱいだ。AUTOSOCKは21世紀らしいタイヤの滑り止めといえるだろう。
written by こもだ きよし
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