スズキ 新型ミニバン「ランディ」:2.0G フロント

乗降性向上や多彩なシートアレンジで使い勝手の良さを追求

 スズキは、3列シート8人乗りミニバン「ランディ」を1月22日より発売開始した。

 「ランディ」は、日産よりセレナをOEM供給したミニバン。グレードは「2.0S」「2.0G」の2タイプで、2.0LエンジンとCVTの組み合わせにより時様域でのなめらかな加速と低燃費を実現している。また、フロントサスペンションには、マクファーソンストラット式、リヤサスペンションには2WD車はトーションビーム式、4WD車はマルチリンク式を採用し、操縦安定性と快適な乗り心地を実現している。

 特長は、広いガラスエリアと、低い位置のインストルメントパネルなどにより、明るく開放感のある居住空間を実現しているほか、大開口の両側スライドドアと、階段状の低いステップ、フラットなフロアにより乗降性を向上させていること。また、様々な用途に対応する多彩なシートアレンジ機能を採用。3列目シートを格納し、2列目シートを最前列へ移動させると広大な荷室空間となる。

スズキ 新型ミニバン「ランディ」:2.0G リヤ
スズキ 新型ミニバン「ランディ」:スライドドア
スズキ 新型ミニバン「ランディ」:自転車積載例
スズキ 新型ミニバン「ランディ」:2.0G インパネ
スズキ 新型ミニバン「ランディ」:2.0G シート
スズキ 新型ミニバン「ランディ」:2.0S フロント
 

 装備面では、ドアハンドルのリクエストスイッチを押すだけでドアの施錠・解錠が可能なキーレススタートシステムを全車に採用したほか、各席に吹き出し口を配したフローとエアコンに加え、2WD車にはリヤクーラーを、4WD車にはデュアルエアコンを採用している。また、半ドアの位置から自動的に全閉する両側スライドドアクローザーを全車に採用、半ドアの位置から自動的に全閉するバックドアクローザーを2.0Gに採用した。その他、助手席側リモコンパワースライドドアを2.0Gに装備、2.0Sにメーカーオプション設定、インパネクールトレー、15インチアルミホイール、フォグランプ、オートライトシステムを2.0Gに装備している。

 環境面では、全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を受けているとともに、2WD車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、4WD車は「平成22年度燃費基準+10%」を達成している。

 価格は、220万1,850円〜265万7,550円。

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代表グレード
2.0G(2WD)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,650mm×1,695mm×1,840mm
車両重量[kg]
1,620kg
総排気量[cc]
1.997cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
137ps(101kw)/5,200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
20.4kg-m(200N・m)/4,400rpm
ミッション
CVT(無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
13.2km/l
定員[人]
8人
税込価格[万円]
236万6,700円
発売日
07/01/22
写真
スズキ