本物のスポーツならではの包み込まれ感
室内に乗り込むとフレームまでバシッと強そうなシートが身体を支えてくれる。単にシートがしっかりしているのではなく、それ以上に取り付け部やレールまで剛性が高い感じが気持ちよい。やはり本物のスポーツカーはエンジンを掛ける前からシートでその走りを予感される。
Mシリーズならではの魅力的な装備
マルチファンクション機能も持っているMステアリングホイールは、グリップ部分がややソフトで太めになっているのが特徴。これを握ってメーターを見ると白い文字に赤い針が走りを待っているように見える。タコメーターのレッドゾーンは8000rpmからだが、イエローゾーンは水温によって変化する。冬にエンジンが冷えていると4000rpmから、走り出して徐々にエンジンが暖まってくると500rpmずつイエローが消えて許容回転数が上がっていく。最終的には7500rpmからがイエローになる。
Mの3色デザインが組み込まれ照明までついた6速MTのシフトレバーが、純粋なスポーツカーだということを室内で強調している。