タイヤハウスは汚れの掃き溜め!浴槽用ブラシで掻き出せ!
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クルマの外装部分で最も汚れが溜まっている部位って何処だと思いますか?答えはズバリ、タイヤハウス。降雨時に跳ね上げた泥水、道路の舗装現場を通過する際に付着するピッチやタール、そしてブレーキダストとまさに汚れの掃き溜め状態です。
この部位の洗浄は水流で洗い流すのが一般的でしたが、これでは気休め程度。粒子の大きな泥汚れ程度しか除去できません。そこでオススメなのが、お風呂のホーローを洗浄する柄の付いたブラシ。先端が丸く起毛の密度が高いものを選択しましょう。これは100均ショップで簡単に手に入りますよ。
十分な水量で徹底洗浄。
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まずは勢い良く水流を噴射してタイヤハウス内を濡らし、泥など固着していない汚れを除去します。
洗車場などで高圧洗浄機を使用する場合は注意が必要です。水道水の約80倍という圧倒的な水圧で効率よく汚れを除去してくれますが、最近のクルマはタイヤハウスの奥に電気配線が設置してあるものもありますので、十分確認してから作業を行いましょう。(高圧洗浄機の水圧が原因で部品が壊れたという事例もあります。)
歯磨き粉&食器用洗剤で最強の洗浄効果を発揮!
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しつこい汚れには歯磨き粉!ホイール洗浄の時も活躍してくれました。歯磨き粉に含まれる超微粒子の研磨剤が、タイヤハウス内のピッチやブレーキダストを削ぎ落としてくれます。
さらに、食器用洗剤も併用し、しつこくこびり付いた泥汚れやなどを豊かな泡で包み込んで除去し、含有された表面活性剤が除去した汚れの再付着も防いでくれます。
根気を入れじっくりブラッシング!
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ブラシに水分を含ませ十分泡立てたら、いよいよ洗浄作業に取り掛かります。まずは、フェンダーのアーチ状に合わせブラッシングを行ったら、柄の長さを利用してさらに奥に潜んでいる汚れも徹底的に掻き出します。また、サスペンションの隙間に入り込んだ汚れも同時に除去していきます。
ここまで泡立てれば合格。作業開始直後は、泡が真っ黒になるほど汚れが落ちますが、繰り返しブラッシングを行えば、汚れが除去され泡が白くなってきます。(上記の写真くらい泡が白くなれば作業は終了です。)
ブラッシングの際に汚れが周囲に飛び散る可能性がありますので、汚れてもよい服装で作業を行いましょう。
後編では、汚れを固着させないタイヤハウスのお手入れ方法をご伝授いたします。ビックリするほどキレイになりますよ!
( 後編も近日公開! お楽しみに・・・ )
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