2006年度内に目標販売台数および売上高営業利益率を達成見込み

 日産は20日、ドイツ・ハノーバーにて開催されている第61回IAA国際モーターショーにて、2007年度までの3カ年中期経営計画『日産バリューアップ』で目標としていた小型商用車(LCV)のグローバルな年間販売台数を当初計画よりも1年前倒しで達成する見込みであることを発表した。

 同プランでは、2007年度までに、2004年度実績に対し40%増にあたる43万4千台の小型商用車をグローバルで販売し、さらに売上高営業利益率を2倍の8%にすることを目標としていたが、これを1年前倒しで達成することになるという。

日産 キャブスター

 小型商用車(LCV)事業本部を担当する同社執行役員のアンドリュー・パーマー氏は、「当初計画を前倒しで達成出来ることを大変嬉しく思います。今年度内には、本日お披露目した『キャブスター』加え、更に1モデルを市場投入する予定です。魅力的な商品を引き続き皆さんご提供することで、我々はグローバルなLCV市場でさらなる競争力ある企業となるでしょう。」とコメントしている。

 日産のLCV事業は『日産バリューアップ』のブレイクスルーのひとつとして強化されており、2004年に事業活動の効率化を目的として関連部署を集約し、独立したグローバル事業本部を新設したとのこと。以来、同事業本部は商品ラインナップの充実および販売市場の拡大など、様々な戦略的施策を実行し販売力を伸ばしているという。

【9/8画像追加】日産 ハノーバーモーターショーに新型「キャブスター」、「キャブスター ハイブリッド コンセプト」などを出展!

【新車情報】 (2006.09.08)

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