日本人期待のドライバーといえば……

今回のドイツGPはなんといってもスーパーアグリの新車「SA06」投入が話題でしたね。前回までのマシンが「以前フレンツェンの乗ってた頃のマシン」という、光速の開発宇宙戦争F1界ではスタートラインから1億光年ぐらい遠い状態(わー何気なくひどい事書いてますねスミマセン)だったらしいので、これでやっとコンペティティブになってくるのでしょうか、楽しみです。今回見たところでは…どうでしょうね?次回以降に期待です。

そしてまた期待の日本人ドライバー、山本左近選手の登場。
たぶん日本のF1ファン全員が思っている事を書きますが、F1の日本人選手って皆さんいつも個性的な名前ですね〜。亜久里、右京、隆智穂、虎之介、琢磨(みなさん敬称略)ですもんね。中野選手と中島選手と井出選手は、まあ普通ですが。

その左近選手、インタヴューで初めてルックスを見て思いました、なんとなく虎之介選手に似てませんか?そんなこんなで不思議なデジャブ感が漂う左近選手、井出選手が残念だったのでここはぜひがんばって欲しいです。

「瞬殺仕様変更」って……?!

さて、前回「個性的なマシンが少ない」などとボヤいていたら。フランスGPでは思いっきり個性的な「下敷き空力ウイング(BMW)」発見。「なんだありゃ」なキラメキを一瞬振りまいたと思ったら、案の定ドイツではさっそく禁止、なんだか笑えてよかったのになあ。F1界ではそういう「瞬殺仕様変更」ってよくありますよね。ま、素人目には「視界がさえぎられて見えーん!」とドライバーが怒り出しそうなパーツだなと思ったのですが、実際のところアレの効果はどうだったんでしょうか?謎です。

それと今季、地味にコンスタントに話題にのぼる「フレキシブルウイング」問題。フェラーリに始まり、ここにきてミッドランドが採用して今回GPの失格になってしまいましたが、なんというか「パリコレから地元スーパーまでの流行サイクル」に通じるトホホな展開でした。そこまでして投入したウイング、リザルト的にはあんまり役にたっていなかったような…(ハッ、なんか今日私毒舌モードですね)。

NASCARへの流出

レース的には、この3戦でなぜかすっかりルノー危うし、また流れがフェラーリに、というアンチシューマッハの身としては「どこが見所なのか分からない状態」ですね。

今回はライコネンが表彰台で久々に「やる気のないシャンパンファイト」を見せてメルセデスのホームでの面目を保ったところが見所といえば見所でした。
でもマクラーレン、前回「モントーヤのバカ〜」なんて書いたら、いきなりいなくなってしまったのですね、そ、そんな〜。イヤ、どっちかと言えば好きな選手だったのに残念です。アメリカGPではチームメイトとからんでしまったり、歯車が合わないここ最近だったので心機一転という所でしょうか。NASCARはもしかしたらヴィルヌーブも行っちゃいそうだし、今DTMで走ってるハッキネンも興味を持ってるそうで。

しかし!この件に関してのみ、私もシューマッハの「あんなグルグル同じ所走ってるのは面白くない」という意見にやや賛成です(そんなにたくさんモーターレースばかり見る時間もないので1つのカテゴリーにスターが集約されていて欲しいという、せこい本音もありつつ…。)

モントーヤの後には今のところ(?)デ・ラ・ロサが乗ってますが、F1苦労人列伝的な展開でちょっと応援です。長く乗れるといいですね。が、同じマクラーレンのサード・ドライバーをしていた「さらに苦労人列伝」ブルツ、うっかり今年ウイリアムズに移籍しちゃってたんですね、アチャー、運が悪い。チョットかわいそうです。ではまた。