スカイラインらしさはうまく表現しているものの、R32型と比べてあまりにも大きくなったイメージがありすぎる。結果として、販売は不振だった。 エンジンや駆動系の熟成が進められているのだが、4WDシステムの進化には目を見張る。またレースでも活躍し、さらにイギリスへの輸出も開始された。 先代からのスパルタンなイメージをうまく残しつつ、ゆったり感をプラス。さらに室内空間の拡大により、後席でも窮屈な感じはしなくなった。 ![]() |
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ル・マンへの参戦や輸出など、世界にも羽ばたいたR32型の欠点とされたのが、ボディの小ささによる室内空間の狭さ。これを克服すべく、ボディサイズを拡大し、3ナンバーへと進化している点に注目だ。ただし、このため鈍重なイメージもプラスされたというのは否めないが、走りの面でも着実な進化を遂げている。全車6気筒化され、2.5リッターターボをメインとし、さらにGT-Rももちろん設定されていた。こちらは280馬力というのは変わらないものの、トルクをアップさせ、さらにハイキャスを従来の油圧から電子制御へと変更。さらにリヤデフも電子制御のアクティブLSDとしている。
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