リヤにはケンメリから復活した丸テールが誇らしげに付く。写真はセダンだが、ファストバックスタイルのハードトップも用意されている。 エンジンはもちろんハコスカから続くL型がメインユニットとして搭載された。また2.8リッターのディーゼルも滑らかな走りで人気だった。 インパネまわりはスポーティな雰囲気としながらも、全体的にはラグジュアリーにまとめられている。とくにシートは厚みがあり座り心地がいい。 ![]() |
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ターボモデルはライバルを圧する性能を誇った「スカイラインジャパン」のキャッチフレーズが付けられたことから、ジャパンと呼ばれるのが5代目だ。グレード体系は先代のケンメリと変わらないが、4気筒系が新たにTIと呼ばれるようになった。ちなみに4気筒はモデル途中でツインプラグのZ型に変更されている。大きなトピックスは80年に2000GTターボが追加されていることで、145馬力ながら当時としては国内トップクラスの性能を誇った。このターボにはATも用意され、ATのターボは国内初となる。
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