プリンスならではの技術を存分に投入
中島飛行機を源流に持つプリンスの技術を存分に投入して1957年に登場した初代スカイライン。当初は1.5リッターOHV直4のGA30型を搭載していたが、のちに小型車枠が2リッターまで拡大されたことから、1.9リッターに変更されている。ミッションはコラム4速MTとなる。さらにシャーシまわりにも当時としては先進の技術が投入され、剛性に優れたバックボーントレー型のフレームを採用。さらにサスペンションもフロントをダブルウイッシュボーンとしている。グレードはデラックスとスタンダードの2タイプが用意された。
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テールフィンを取り入れたデザインは当時のアメ車から影響を受けたものといっていい。全長4280mmとかなりコンパクトだ。
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2バレルキャブレターなどの採用により、60馬力を発揮。クラウンなどのライバルに対して、大きなアドバンテージを持っていた。
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