新しいスーパーカーの方向性を「オロチ」のシャーシに込めた!
「オロチ」のシャーシは、「シャーシだけで走る(意のままに操れる)!」というコンセプトの下、シャーシ単体でも車の基本となる「走る・曲がる・止まる」を気持ちよく表現できるものを目指し、製品化した。パイプフレームでシャーシを組み、車体中央にエンジンを置き後輪駆動する「ミッドシップ・レイアウト方式」を採用。70年代ブームとなったスーパーカーと同様のつくりではあるが、現代の厳しい環境性能と安全性能を兼ね備えており、「懐かしい。でも、新しい」という、光岡が考える新しいスーパーカーの方向性を示したものとなった。
デザインを活かす最大の問題は、強度と安全性能のクリア!
「オロチ」は、デザインを最優先として開発された。そのためシャーシの設計は、強烈な絞込みを行っているルーフ部に強固なロールオーバーが構成出来ない、FRP製ボディのためスチール製モノコックボディのような剛性をとることが出来ないなど、多くの問題を抱えていたという。開発の結果、「オロチ」のフレームは、45×75の角パイプをベースとして、梯子型フレームを組み、その上に4種類のサイズの角パイプを組み上げるスペースフレーム構造として設計し、外観・スタイルを乱さずに強度・剛性を得ることに成功した。
また、本シャーシは、角パイプで構成しているため、現在主流となっているモノコックボディのように、シャーシが潰れながら衝撃吸収をすることは出来ないが、安全装置(シートベルト・エアバック)の他に、角パイプの特性を活用し、車両前方にアルミ製の衝撃吸収部材を装着することにより、衝突初期での衝撃荷重の立ち上げと吸収を行うことで衝突安全性能を確保した。
さらに、「オロチ」はサスペンションにおいても社内設計された。前後ともA型アッパー、ロアーアームにて構成されるダブルウィッシュボーンタイプの独立懸架としている。リアロアアームのナックル側のジョイントとして、ボールベアリングを採用し、リヤヘビーの「オロチ」の後ろ足をガッチリ支持できるようにした。
その他、燃料タンクを車両中央パイプフレームに囲む形で搭載、衝突時の安全確保に努めた。「オロチ」のリヤデザインに迫力を付け加えるため、楕円型フィニッシャー付のテールパイプマフラーを2本出している。
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ミツオカ 「オロチ」にトヨタのエンジン・トランスミッションを搭載
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光岡は、現在開発中の大蛇(オロチ)に搭載するエンジン部品取引契約をトヨタと締結したと発表した。 >> 記事全文を読む |
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東京モーターショー 速報 ミツオカ オロチヌードトップ
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今回のモーターショーでミツオカが登場させた3代目オロチ。今度はナンとオープンボディ。車名はオロチヌードトップ! >> 記事全文を読む |
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東京モーターショー事前情報! ミツオカ オロチ ヌードトップロードスター
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オロチのカタログ情報

- 平成18年10月(2006年10月)〜平成30年11月(2018年11月)
- 新車時価格
- 878.0万円〜1968.0万円
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