"流麗さ" が誇り、ジャガークーペの歴史に新たな1ページが刻まれる
ジャガーは1948年に発売されたXK120以来の50年を超えるクーペ作り伝統を持ち、かつてEタイプという流麗なクーペモデルをラインナップしていた。そのジャガーの最新クーペとして登場したのが新型XKだ。
アルミボディの採用など、各所に新アイディアを盛り込む
ジャガーでは先に上級セダンのXJでアルミモノコックボディの技術を採用しているが、このXKもオールアルミボディで作られている。軽量でありながら剛性の高いアルミボディによって従来のモデルに比べるとクーペで31%、クーペと同時に開発が進められたコンバーチブルでは48%も剛性が高められたという。
電子制御サスペンションや歩行者保護のデプロイアル・ボンネット・システムを採用するなど、先進技術の採用にも意欲的に取り組んでいる。
伝統と革新が同居する、秀抜のエクステリアデザイン
外観デザインは随所にジャガークーペのアイデンティティーを感じさせながら、最新のスタイリッシュなデザインに仕上げている。リヤのハッチゲートの部分などはEタイプをほうふつとさせるものだし、おおらかで伸び伸びした感じのサイドビューは特にスタイリッシュな印象を与える部分である。