F1マシーン

さて、イギリス、カナダと終わりアメリカGP目前です(※7/1記)。
最近調子の上がっているBMWですがヴィルヌーブ、カナダではあと少しのところで、アアッ!!うーむ、なんともかんとも。
また、ロズベルグ、予選でせっかく好位置からスタートしたものの、残念なリタイアでした。そのウィリアムズのマシンが追突された場面、なんかデジャヴな光景だな〜と思ったら、2001年、今回当てたモントーヤがウィリアムズ時代にヨス・フェルスタッペンに当てられ初優勝を逃したインテルラゴスのシーンを彷彿とさせたのでしたね。あの時はモントーヤを応援していて、「フェルスタッペンのアホ〜」とかTVに向かって叫んでいたのに、今回は「モントーヤのバカ〜」とか叫んでいる変わり身の早い無責任な視聴者をここに発見、まったく勝手ですね、ハハハ。
また、今回良かった所では、トゥルーリ、久しぶりの入賞です。どのぐらい久しぶりなのかというと、…、ま、そのぐらい久しぶりなのです、ヨカッタヨカッタ。

見分けがつかないんです、最近のマシーン…(汗)

しかし、シーズンも中盤過ぎまでさしかかったこの時期にいまさら告白するのもなんですが、私、今シーズンのマシン、見分けがぜんぜんつきません。いまだにBMWとウィリアムズは4台同じチームに見えますし、みんな赤白黒で分かりにくいったらありゃしません。私のようなマシン音痴のトーシロにはカラーリングは観戦上非常に重要なポイントなのです。今回はカラーリングにスポットを当てようと思います。

まず、今シーズンのマシンを大まかにジャンル分けしてみましょう。こんな感じです。
● 赤黒白系統…マクラーレン、ミッドランド、トヨタ、ホンダ、スーパーアグリ
● 赤…フェラーリ
● 青白…ウィリアムズ、BMW
● まんべんなくまぎらわしい…トロ・ロッソ、レッドブル
● 大変見分けがつくが好みでない…ルノー
ホラ、全体の50%弱を「赤黒白」が占めているわけです。これが高速でグルグルしているんだから動体視力も判別の限界を超えてます。

こんなカラーリング、いかがでしょう?

では、どんなカラーリングが望まれるのか(私にとって)。
過去の例を挙げるとジョーダンの黄色いマシンに蜂やらサメやらの絵が描いてあるヤツ、遊び心とカッコ良さと「見分け力」が絶妙なバランスで好きでしたね〜。
また、ジャガーの緑色のマシンも、「マシンだけ見てるとすごく速そう」な雰囲気が醸し出されていて好きでした。あんな感じでお願いしたいです。
それと個人的に強くオブジェクションなのが、マクラーレンのMP4-21。「ノーズが赤い」のがなんだかマクラーレンらしさがなくて納得いきません。あれはなんでしょうか、相手のバックミラーに赤いノーズが写ると相手が無意識にフェラーリと勘違いして譲ってしまう、そんな錯覚効果を狙ってるんでしょうか(?)。

まあ、とにかく最近ユニークな色のマシンが少なく、素人ファンとしてはさびしい限りです。F1見始めの初心者が「一番見分けつくからこの車応援しよ」とか思ってまたフェラーリファンが増加してしまう危惧が叫ばれるこの現状、打開してほしいものですね。まだ使ってない色、いっぱいあるじゃないですか、オレンジとか、レモンイエローとか、エメラルドグリーンとか、バーント・アンバーとか、紫とか。果たしてそんな「ちょい乗りのコンパクトカー」のようなキュートな布陣でいいのか、と改めて考えてみると、ちっとも精悍じゃなくてやっぱりヤですね。うーむ。ではまた。