L型といえばスカイラインなどの6気筒がお馴染みだが、4気筒版もあった。1.6リッターから100馬力というのは当時としては驚異的だった。

ヒストリックラリーのタルガ・タスマニアに参戦すべく、車内はラリー仕様へとコンバートされているのだが、その生い立ちを考えると、まさにピッタリの雰囲気だ。

200台のみが作られ、国内にはあるのは数台

1983年に登場したシルビアはリトラクタブルライトが印象的なのだが、写真では角目4灯となっている。じつはこのシルビアは、当時盛んだったWRCグループB参戦のために200台のみが作られた240RSというグレードである。グループBといえば、ランチアなどのモンスターマシンが活躍しており、240RSもNAのFJ24型を搭載し、リッター100馬力ちょうどの240馬力を発揮していた。しかし、ハイパワーゆえに国内規制をクリアしにくく、そのほとんどが海外へと輸出され、日本でその姿を見ることはほとんどない。また肝心のWRCでも目立った成績を残すことはできなかった。

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