GMヨーロッパ、最新設備のデザインセンターを開設

 GMは、商品力強化策の一環として、ドイツのリュッセルスハイムの工場敷地内の中心部に欧州デザインセンターを開設した。GMヨーロッパでデザイン事業を行なう事業所の敷地面積は、約20,000平方メートルへと大きく拡張された。

 同センターでは、デザイン機能の拡大が図られてきており、約350名のスタッフがサーブ、オペル、ボクソール、サターン数車種のデザインにあたっている。そしてこのグループに、新たにGMヨーロッパの精鋭のデザインチームも参画することになったとのこと。

 GMデザインヨーロッパ、エグゼクティブ・ディレクターのブライアン・ネスビットは、「リュッセルスハイムに位置する先進デザインセンターが機能することで、先端エンジニアリングと製品企画の間でこれまで以上にダイレクトな連携が図られ、最大限の相乗効果を得ることができる。適切でクリエイティブなデザインを創造できる最新設備の整ったハイテク施設は、GMヨーロッパのブランド開発においてデザインに価値を置くというGMの継続的な見解を示すものでもある」と語った。

 GMがグローバルに展開するデザイン組織は、世界11ヶ所のデザインセンターと国境を越えた多国籍チームで構成され、それぞれのオフィスはバーチャルスタジオで結ばれ、世界規模でプロジェクトを共有している。