【ジャガーＸＫシリーズ海外試乗記】デザイン優先の流麗ボディ

インテリアはジャガーらしく品があり質感も高い。少し保守的なデザインではあるが、長く乗っても飽きそうにない。また初めて乗ってもほとんどのドライバーが戸惑うことなく操作でき、落ち着いて運転できるデザインだ。色はグレーや黒をベースにしたものでメタル調のパネルやウッドと組み合わせたものを選べる。皮は黒とアイボリーでツートンにしたものもある。もしボクがコンバーチブルに乗るならなるべく明るい色を選ぶだろう。どうせ派手なのだから思い切りは出に仕立てたほうが楽しいカーライフが送れると思うからだ。 　フロントシートはたっぷりとした大きさで、腰のホールド感が良く、無理なく背中が伸びる姿勢を取れるから気持ちがいいし、長距離ドライブでも疲れない。シートの調整は左右ともそれぞれのドアに付いたスイッチで行う。バックレストの横幅も含めて調整できる範囲は広い。３つのメモリーが付いている。 　リヤシートは狭いが短距離ならなんとか乗れる。それよりバッグなど荷物を置くスペースとしてありがたい。 代表グレード XK ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高） 4791×2070×1322 車両重量［kg］ 1595 総排気量［cc］ 4196 最高出力［ps(kw)/rpm］ 300(224)/6000 最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］ 42(310)/4100 ミッション ジャガーシーケンシャルシフト 定員［人］ 4 レポート こもだ きよし 取材協力 ジャガージャパン