レクサスLSらしさを感じさせるロングキャビンのプロポーションがとても印象的だ。製缶で押し出しの強いフロントデザインはフラッグシップモデルにふさわしいものだ。 サイドから絞り込まれたラインが美しいリヤビュー。滑らかな面構成ながらシッカリと存在感を主張しているのはさすが。テールランプはLEDを採用し、視認性も良さそうだ。 ホイールは5本スポークの19インチ(写真)と9本スポークの18インチの2タイプが用意される。どちらも美しい表面仕上げが印象的で、高級感の演出に一役買っている。 インテリアの質感はウッドや本革を多用し、文句なしのハイレベルなもの。HDDナビはG-Link対応で、地上デジタルテレビの視聴も可能だという。 後席には9インチのモニターを採用したリヤエンターテイメントシステムを装備可能。19個のスピーカーによる高音質サウンドで映画や音楽を楽しむことができるのだ。 ロングホイールベース仕様のLS600hLには後席パワーリクライニングシートはもちろん、オットマンや引き出し式のテーブルなど、快適に過ごせるような装備が満載されている。 ラゲッジはとても広く、使いやすそうな形状をしている。4人分のゴルフバックや旅行用の荷物などは楽に飲み込んでしまう広さを確保している。 LS460には新開発の4.6リッターV8のD-4Sエンジンを搭載する。ハイブリッド仕様のLS600hは5リッターV8とモーターの組み合わせとなる。 |
フラッグシップモデルにふさわしい上品なエクステリア 今年のニューヨーク国際自動車ショーでも公開された新型レクサスLS460とレクサスLS600hが、ついに日本でも公開された。新型レクサスLSは1989年の初代LS(日本名:セルシオ)から数えて4代目となるモデル。昨年から国内でも展開されているレクサスブランドのフラッグシップとなるクルマだ。 究極の「おもてなし」を実現したインテリア 新型レクサスLSのインテリアは、高級車に求められる質感と充実した装備が満載されている。レクサスブランドのクルマは、おもてなしの心を大切にしているが、それを象徴するのが4席独立温度調整オートエアコンだろう。これは運転席と助手席、そして後席左右を独立して温度調節が可能なシステムで、後席用のエアコン吹き出し口はセンターコンソール後端に加えて天井とBピラーに設けられている。さらに夏には冷風、冬には温風が吹き出し、快適な座り心地のベンチレーション機能付き本革シート(こちらも座席ごとの調節が可能)や、ステアリングヒーターまでもが装備されるという。 ハイブリッドモデルは半年遅れで登場予定! 新型レクサスLS460に搭載されるユニットは、17年ぶりに新開発された4.6リッターのV8で約380psを発生するという。これはレクサスGS350に搭載されるV6エンジンと同様に、ポート噴射と直噴を組み合わせたD-4Sシステムを採用したのが特徴で、ハイパワーと低燃費を両立させている。これに組み合わされるミッションは、世界初の8速(!)ATだという。最適なギヤとエンジントルクを同時に制御し、従来のATでは味わえない滑らかな加速と燃費性能、そして静粛性を実現できたという。 レクサス 新型 LSシリーズはこちらでチェック!
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