いよいよ9月にデビュー! 新型レクサスLS

レクサスLSらしさを感じさせるロングキャビンのプロポーションがとても印象的だ。製缶で押し出しの強いフロントデザインはフラッグシップモデルにふさわしいものだ。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

サイドから絞り込まれたラインが美しいリヤビュー。滑らかな面構成ながらシッカリと存在感を主張しているのはさすが。テールランプはLEDを採用し、視認性も良さそうだ。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

ホイールは5本スポークの19インチ(写真)と9本スポークの18インチの2タイプが用意される。どちらも美しい表面仕上げが印象的で、高級感の演出に一役買っている。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

インテリアの質感はウッドや本革を多用し、文句なしのハイレベルなもの。HDDナビはG-Link対応で、地上デジタルテレビの視聴も可能だという。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

後席には9インチのモニターを採用したリヤエンターテイメントシステムを装備可能。19個のスピーカーによる高音質サウンドで映画や音楽を楽しむことができるのだ。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

ロングホイールベース仕様のLS600hLには後席パワーリクライニングシートはもちろん、オットマンや引き出し式のテーブルなど、快適に過ごせるような装備が満載されている。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

ラゲッジはとても広く、使いやすそうな形状をしている。4人分のゴルフバックや旅行用の荷物などは楽に飲み込んでしまう広さを確保している。

新型レクサスLS460/600hLハイブリッド

LS460には新開発の4.6リッターV8のD-4Sエンジンを搭載する。ハイブリッド仕様のLS600hは5リッターV8とモーターの組み合わせとなる。

フラッグシップモデルにふさわしい上品なエクステリア

 今年のニューヨーク国際自動車ショーでも公開された新型レクサスLS460とレクサスLS600hが、ついに日本でも公開された。新型レクサスLSは1989年の初代LS(日本名:セルシオ)から数えて4代目となるモデル。昨年から国内でも展開されているレクサスブランドのフラッグシップとなるクルマだ。

 新型レクサスLSは、レクサスのデザインフィロソフィー(L-finesse)の完成型を目指して開発されたという。そのデザインはレクサスブランドの頂点にふさわしい存在感と品格を感じさせるものだ。まず注目したいのはフロントマスクのデザインだ。存在感のあるグリルと精悍な印象を与えるヘッドライト、そして面の張りを感じさせるエンジンフードなどがとても印象的だ。

 サイドビューはリヤへ流れるような躍動感のある面で構成され、ロングキャビンのプロポーションとなっている。リヤはサイドから回り込むようなラインで存在感を主張し、高級感と上品さを感じさせてくれる。ボディカラーは滑らかな質感と深みのある全10色が用意されるという。

究極の「おもてなし」を実現したインテリア

 新型レクサスLSのインテリアは、高級車に求められる質感と充実した装備が満載されている。レクサスブランドのクルマは、おもてなしの心を大切にしているが、それを象徴するのが4席独立温度調整オートエアコンだろう。これは運転席と助手席、そして後席左右を独立して温度調節が可能なシステムで、後席用のエアコン吹き出し口はセンターコンソール後端に加えて天井とBピラーに設けられている。さらに夏には冷風、冬には温風が吹き出し、快適な座り心地のベンチレーション機能付き本革シート(こちらも座席ごとの調節が可能)や、ステアリングヒーターまでもが装備されるという。

 またオーディオが充実しているのも新型レクサスLSの特徴のひとつ。マークレビンソン・プレミアムオーディオシステムではなんと19個ものスピーカーを装備しているというから驚きだ。さらに後席には9インチモニター付きのリヤエンターテイメントシステムも装着可能。後席専用のDVDプレーヤーで映画や音楽を楽しんだり、地上デジタルテレビの視聴も可能となっているのだ。

ハイブリッドモデルは半年遅れで登場予定!

 新型レクサスLS460に搭載されるユニットは、17年ぶりに新開発された4.6リッターのV8で約380psを発生するという。これはレクサスGS350に搭載されるV6エンジンと同様に、ポート噴射と直噴を組み合わせたD-4Sシステムを採用したのが特徴で、ハイパワーと低燃費を両立させている。これに組み合わされるミッションは、世界初の8速(!)ATだという。最適なギヤとエンジントルクを同時に制御し、従来のATでは味わえない滑らかな加速と燃費性能、そして静粛性を実現できたという。

 新型レクサスLSにはハイブリッドモデルも用意されている。こちらは5リッターのV8とモーターを組み合わせ、安全に速く走るために新開発のAWDが採用された。ハイブリッド仕様のシステム出力は約430ps以上となり、6リッターV12エンジン並みの加速を実現したということでLS600hという車名が与えられた。さらにハイブリッド仕様には全長が120mm延長されたロングホイールベース仕様も用意され、こちらはレクサスLS600hLと呼ばれる。このハイパワーを受け止めるため、レクサス初となる前後マルチリンクエアサスを採用したのも見逃せない。アーム類にはアルミを多用してバネ下重量を低減、常にフラットでしなやかな乗り心地を実現できたという。

 新型レクサスLSでは、進化した最新のプリクラッシュシステムが搭載されるという。ミリ派レーダーとステレオカメラを組み合わせたシステムで、従来のシステムでは検知が難しかった歩行者の検知を可能にしている。さらにリヤバンパーに内蔵されたミリ派レーダーを使って、後突にも対応しているという。気になる登場時期はLS460が今年9月、LS600hとLS600hLが来春だという。

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代表グレード
レクサスLS460
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
5030×1875×1465mm
車両重量[kg]
-
総排気量[cc]
4600cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
約380ps(約280kw)
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
約500N・m
ミッション
8速AT
10・15モード燃焼[km/l]
-
定員[人]
-
税込価格[万円]
-
発売日
2006年9月
レポート
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写真
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