ハイブリッドモデルと言えど、内装が特に先進的になるようなことはない。あくまで高級車としてさりげなく乗れるのだ。バージョンLなら、ご覧のような本革シートも用意されて満足度が非常に高い。 
リアシートを見てみても、標準モデルと特に違いはない。しかしこの席で堪能する圧倒的な静粛性や加速感は圧巻。新しい「高級」の本質を理解できるのでは? 
室内で一番先進的なイメージをもっているのは、やはりこのメーターだろう。このサイズのクルマであるのにも関わらずタコメーターを持たないと言うのは、かなり新鮮な印象。そのかわりモーターのメーターが付いており、これを見ながら圧倒的な加速を味わうのは気持ちいいことだと思う。 
GS450hはプリウスなどと同様で、トヨタのハイブリッドらしくミッションをもたない無段階変速方式。しかし6段階にエンジンブレーキ力を選択できたり、シーケンシャルモードを備えていたりと、なかなか楽しそう。このシフトを駆使して運転を楽しんで欲しい。 
バッテリーはリアシート後方のラゲッジスペースに搭載される。冷却性能を高め、小型・高密度化したバッテリーだからこそできたとのこと。なおこのため、室内空間はガソリン車と同等になっている。 
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外観デザインが標準車とあまり変わらないと同様に、インテリア回りの仕様も基本的に標準車と変わらない。ハイブリッド車ならではの特徴となる部分は、メーターパネルからタコメーターがなくなって代りにハイブリッドシステムのインジケーターが装備されることくらい。ほかにカーナビの画面にエネルギーモニターが表示される程度だ。 装備は、エアコンがハイブリッド専用となる。アイドリングストップの設定があるため、ハイブリッド電源を使った電動インバーターコンプレッサーを採用している。 このほか、上級モデルとなるバージョンLでは、ドライバーモニター付きのプリクラッシュセーフティシステム、レーザークルーズコントロール、レーンキープアシストなどの先進の安全装備が標準で用意されるのを始め、後席サイドSRSエアバッグなど充実した安全装備が用意される。またヒーター付き本革シート＆トリムやメモリー機能付き電動格納式レインクリアリングドアミラーなどの快適装備も標準となる。 
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